ホントに巷は再結成ブームですが、2006年10月2日の日記に書いた筋肉少女帯の復活を記念して、オールタイム・ベストなるベスト盤が出る予定だ。
筋少のアルバムは、メジャーデビュー以後は全部(以前も少々)持っているので、さすがにこれは買わないだろうが、どんな曲が入っているのか興味があったので、収録曲目だけチェックしてみた。
- ディスク1
- ディスク2
(筋肉少女帯 - 復活究極ベスト: 大公式 - HMVより引用)
むーん。大曲「月とテブクロ」が入っているのは高評価だが、それ以外は、ある意味”予想通り”? 確かに、代表曲やシングル曲を網羅し、ナゴム時代の曲からトイズ、マーキュリー時代までカヴァーしているので、初めて聴く人にはいい2枚組に違いない。が、私としてはイマイチ。
なんといっても、一番好きなアルバム「月光蟲」からの収録が、「サボテンとバントライン」はともかく、よりによって一番気に入らない「僕の宗教へようこそ」ってのがイケン。「月光蟲」は、これ以外の曲がいいのに〜! サイケで退廃的な浪漫に溢れた冒頭3連発「風車男ルリヲ」「少年、グリグリ眼鏡を拾う」「デコイとクレーター」、そしてプログレの名曲「夜歩くプラネタリウム人間」、さらに終盤のメタルの名曲「イワンのばか」とこれぞ筋少浪漫なインスト「少女王国の崩壊」と、綺羅星のごとき名曲揃いなのに。せめて「イワンのばか」は入るべきだったでしょう、と私は思うのですが。まあ、買わないからいいけれど(笑)。
ちなみに、同時発売の復活ライブDVDのほうは、件の「イワンのばか」も入っているようだし、"今"の筋少が見られるのはとても興味があるので、買う価値ありだな〜と思っている。購入を決めてはいないけれど。