ビスケット・たけわきまさみ著「マーケットで見つけたかわいい東欧のレトロ雑貨」。
先日妻が書店で立ち読みして、すっかり気に入ったので買ってきてあげた本だ。
六本木でかわいいレトロ雑貨を扱うお店「Biscuit」が、チェコやハンガリー、旧東ドイツやバルト三国(リトアニア、ラトヴィア、エストニア)などで見つけてきた、旧共産圏時代の古い雑貨を紹介した本。掲載されているぬいぐるみやらおもちゃやらマッチのラベルやらバッジやらは、どれもキッチュな色使いだが素朴な、優れたデザインセンスだけれどもどこか拙くていびつな感じが、なんとも可愛らしく、面白い。この独特な感じは、西欧諸国では見かけないなあ。
私自身は「魔都」プラハや美しいブダペストなどにとても惹かれるし、こういう素朴でキッチュでかわいらしいデザインも大好きなのだが、実際に東欧諸国に行ったことは、まだない。西欧一辺倒だったので。ついつい英国やイタリアやノルウェーを優先してしまうのだった。
つい先日、私の両親がチェコやハンガリーを巡るツアー旅行に参加してきたので、先を越されたことになるか(笑)。まあ、いずれは訪れてみたいものだなあ。
- ++ BISCUIT ++(お店のホームページ)
(写真は、我が家のかわいい連中。9月19日撮影)