わが心のIndiana Jones

studio_unicorn20080720

Indiana Jones & Kingdom of Crystal Skull
 昨日に続いて、連日の映画三昧です。
 今日は、妻と銀座に行き、有楽町の「日劇1」にて、待望の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」"Indiana Jones and The Kigndom of The Crystal Skull"を観る。
 2月25日の日記に書いたように、私の中でのインディ・ジョーンズはあの三部作で終わっているので、今回のは決して4作目ではなく、「三部作+アルファ」のつもりで気楽に観たけれど、それで正解だったな。むしろ「三部作のあと、その後のインディはどうなった?」という素朴な疑問に応えるような映画、というほうが近いか。時に楽しく、時にワクワクハラハラしながら、時に時代が流れてしまったことへの万感の思いを感じつつ、気持ちよく観られて、ファンとしてはとても満足でした。
 そういう意味では、新たなジョーンズファミリーの物語になっていたのも興味深いし、ラストの「そして彼らは幸せに暮らしました」的なエンディングもまた、かつての三部作をリアルタイムで観た身としては、実にじーんと胸に染み入る。気持ちのいいエンディングだったねえ。
 それでも、物語の舞台が戦後になった分、かの三部作の持っていた古きよきファンタジックな要素が薄れて、より現実的な世界の中でのリアル(?)な冒険という感じがどうしてもしてしまい、ちょっと寂しい気もしたな。いずれにせよ、インディの人生にも、ハッピーで綺麗な"落ち"がついてよかったよかった。万感ですよ。観終わってしばらく、頭の中を「レイダース・マーチ」がぐるぐる鳴りっぱなしだった(笑)。

(写真は丸の内にて撮影)