英国4日目・Magic at Lacock

studio_unicorn20080909

 カースル・クームCastle Combeの"The Manor House Hotel"での2日目。
 たっぷりとした伝統的なイングリッシュ・ブレックファスト(右の写真)をいただいて一息つくと、カースル・クームから近い村レイコックLacockに行ってみる。
 このレイコックもカースル・クーム同様、非常に古い家並みが保存されている村で、特にレイコック・アビーLacock Abbeyは中世からの修道院ということで、観光スポットにもなっている。そのためか映画や歴史物のテレビドラマの撮影が非常によくされるそうだ。かの「ハリー・ポッター」シリーズの映画や「プライドと偏見」、「ブーリン家の姉妹」などの一部のシーンの撮影がこの修道院や村の中で行われたらしい。行ってみると、それもなるほどと思わせる。中世そのままのような建物が並んでいて、自動車とか現代的な服装の人々を排除してしまえば、いつでも中世にタイムとリップできそうだ。素敵な家並み。
 火曜日はAbbeyの内部は閉鎖されており、回廊にしか入れないそうなのだが、この修道院の見所は外観と回廊なので別に問題なし。

 時折雨がぱらつく中、十分にいにしえの雰囲気を楽しむ。

 こういう古き良きものをのを、ナショナルトラストが率先してきちんと保存してくれているのは、非常に有り難いものだ。さすが古いものと新しいものを大切にする英国だ。

 昼食は、村の中にある"George Inn"という、これも古くからありそうなパブでいただく。いい感じに古い田舎のパブの雰囲気がたっぷり。妻はマッシュルームのスープを、私はコテージ・パイという、いかにも"パブめし"なものを、ハーフパイントのビター(ビールの一種)をちびちびやりながら食べる。どちらもアツアツでとても美味しい。やっぱりパブめしは偉大だな。