英国7日目・ギャラリー巡り〜Hoxton篇

 昼食後は地下鉄で一気に東ロンドン、Hoxton地区へ。このあたりは今やアートの先進地区、らしい。前半のロンドンの滞在ではここのホテルに滞在していた我々だが(9月6日の日記参照)、あの時は週末だった。ギャラリーが開いているのは平日なので、もう一度来てみた次第。
 もともとは移民街だったこの辺り(今も移民だった人が多く住んでいる)は、先進的な要素をはらみつつも庶民的な街並みが多い。そんな風情を漂わせた通りを散策しながら、目についたお店やギャラリーをひやかして歩く。

 Hoxton Squareという広場に出ると、先日別館を見た(9月7日の日記参照)、かの大御所ギャラリーホワイト・キューブWhite Cubeの本館があった。中に入ると、Runa Islamというアーティストの、インスタレーション+映像という大がかりな作品が展示上映されていた。このRuna Islamという人は、今年のターナー賞The Turner Prizeの候補者の一人だそうだが、果たしてめでたく受賞できるだろうか。

 さらに街中を適当に歩くと、点在しているさまざまなギャラリーに行き当たる。そのうちのひとつ、"Contemporary Art Projects"という小さな、民家か商店を改装したようなギャラリーでは、いろいろな若手作家の作品がランダムに展示してあって、"Your FIrst Collectioin"と題してお手頃な価格で販売しているようだった。私が過去に参加したことのある「プチまぜ」を彷彿とさせる展示だった。