Halloweenに想う

studio_unicorn20081031

 今日(の夜)は、ハロウィーン(または「ハロウィン」)Halloween
 例によってGoogleのトップページのロゴが、Halloween仕様の特別ロゴになっているが、今年のロゴはずいぶんと手の込んだイラストだなあ。ちょっとホラー仕様か? 昨年のロゴもお化け屋敷らしきイラストだったが、もう少しほんわかした、ユーモラスな雰囲気だったな。私はどちらも好きだが。
 そうはいいながら、夜の電車の中で、奇抜な衣装を着た人々をちらほらと見かけたので、「そういえば今宵はハロウィンだった」と思い出した程度だったりする(笑)。今日は金曜日だし、羽目を外して大騒ぎするにはちょうどいいのかもしれないが、奇抜な衣装の人は外国人率が高いように思えた。
 一昨年の同じ日に、Halloweenについての軽い考察らしきものを書いたが、日本での定着度の低さはあれから変わっていない、というか商業主義度が薄くなったぶんむしろ低くなっているようにさえ思えてしまう。クリスマスとは違い、日本の暦での年中行事にうまく合致していないからかな。元を辿ると、ハロウィンは多分、秋の収穫の祭り&冬ごもりの準備(つまり冬の始まりを意味する)ではなかったのかと思う。そうなると、文化や宗教の垣根を越えて普遍的に似たような祭りがあるはずなのだが……。日本では11月23日(「勤労感謝の日」だが、もとは「新嘗祭」という収穫の儀式の日)がそれに当たるのか。ちょっとハロウィンから日付が離れすぎているな。どちらかというと米国のThanksgiving Dayに近くなるのか。
(写真は、英国・南コッツウォルズのカースル・クームCastle Combe近辺のフットパスにて。9月10日撮影)