かつて大好きだった

Magritte
 昨日のGoogleトップページのロゴが、ベルギーのシュールレアリズム画家ルネ・マグリットRuné Magritteの絵のモチーフをあしらった特別ロゴになっていた。
 なかなかマグリットの絵の雰囲気がよく出ていて、かわいらしいロゴになっていたが、昨日はマグリットの誕生日で、生誕110周年だったらしい(ただしこの特別ロゴは日本版のみ)。
 マグリットの作品は、かつてはとても大好きだったなあ。高校生とか大学生の頃は、それこそあのシュールな世界がお気に入りで、展覧会があるたびに行っていたものだ。懐かしいな。今はそれほど熱心ではなくなってしまった。「大家族」とか「光の帝国」とか、今でも大好きな作品は多々ありますが。
 マグリットの作品群が、現代のデザインなどの分野で与えた影響の大きさは圧倒的で、同時代の他の画家の追随をまったく許さないほどだと思う。が、それゆえに現代の人々がマグリットの絵を観ると、その影響力の大きさゆえに、却って通俗的に感じてしまうかもしれない。などと考えたりするのであった。