北の大地

studio_unicorn20081204

 仕事の用事で、北海道は札幌にやってきた。
 北海道に来るのは、実に7、8年ぶりだ。
 午前中はよく晴れていて、羽田から新千歳空港へ向かう飛行機の窓から見下ろすと、雲があまりなく、東北地方の山脈地帯がダイナミックに広がっている。
 やがて海岸線に出て、日本地図で見た通りの地形が眼下に見えてきた。
 普段地上にいるとわからない、日本の“かたち”が見られて面白い。
 やがて津軽海峡を越えて、北海道の上空へ。北海道に入ると、大地の様相が本州のものとかなり違って見える。うまく言えないのだが、北海道の土地のほうが本州よりもなだらかに、ゆったりと広がっているように思うのだ。そして、粉砂糖をまぶしたような雪の色が、大地のあちこちに散らばっている。
 北の大地にやって来たなあ、という実感が湧いてくる。