再びハンマースホイ

studio_unicorn20081207

Vilhelm Hammershoi
 かなりお疲れモードだったが、天気もいいし、がんばって妻と一緒に上野へ。
 国立西洋美術館で、「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」展"Vilhelm Hammershoi: The Poetry of Silence"を二度目の鑑賞。本日が最終日だったので、なんとか滑り込めました。ハンマースホイVilhelm Hammershøiを観るのは、この上野では2度目(1度目は11月2日の日記参照)で、ロンドンのロイヤル・アカデミー(王立芸術院)Royal Academy of Arts, Londonで観た(9月7日の日記参照)のと合わせると、今年3回観たことになる。今年の頭からずっと騒ぎ続けたハンマースホイの回顧展(2月19日の日記ほか参照)だが、これで見納め。
 展覧会については11月2日の日記にけっこう書いたのでそちらを参照してください。今日は最終日ということもあり、また先日NHKの「日曜美術館」で特集されていたこともあり(この番組、見事に録画し忘れて見逃してしまった〜。残念なり)、会場は非常に多くの人で混雑していた。前回訪れたときよりも格段に人が多い。これぞテレビの効果というべきか? なんにせよ、これだけ日本での知名度の低い画家の展覧会が成功裡に終わりそうだということは、なんとも喜ばしいことです。
 二度目なので、展示されている作品の中でも、ハンマースホイの本領が最も発揮されていて特に素晴らしい風景画と室内画を中心に、じっくりと鑑賞する。いやいや、堪能いたしました。満足、満足。