In Praise of Dreams

studio_unicorn20090121

In Praise of Dreams
 ここのところ非常によく聴いているCD、ノルウェー人のサックス奏者ヤン・ガルバレクJan Garbarekの"In Praise of Dreams"。
 2年近く前に購入したときには、ずいぶんいいことを書いていながら、その後あまり聴かなくなってしまっていた。のだが、先日何気なく聴いてみたら、ガルバレク氏のサックスの音色が、妙に心に染み入ってしまい、それから毎日のように聴いている。
 購入したときの日記にも書いたのだが、所謂「ジャズらしい音楽」が全然気に入ったことがない(特に俗に言う"トリオもの"は全然ダメだなあ。ジャズ特有のベースとドラムスが苦手なんだな、きっと)ので、聴いた当初はもっとアンビエントなものを期待していたのに意外と"普通っぽい"と思ってしまったらしいのだが、今聴いてみると相当にアンビエントだな(笑)。サックスの音色が纏う都会的な雰囲気がバックの打ち込み音と相俟って、実にいい雰囲気を醸し出しているのもいい。もちろん、サックスとヴィオラの音が優しく絡みついて響きあうのも心地よい。
 買ってからしばらく時間を置いて、ようやくお気に入りになってくれるCDって、けっこうあるよね。
(写真は、本日の夕食・挽肉と南瓜のカレー炒め。旨いっ!)