Publishing & Bookseller

studio_unicorn20090207

 晴れているが、風の強い日。
 疲れて調子がイマイチだったが、夕方遅くに妻と渋谷へ行く。
 かねてより気になっていたがなかなか行く機会のなかった、書籍・雑誌の編集と書店が一体化したユニークなお店、というか会社「Shibuya Publishing & Booksellers」へ、ようやく行く機会を得た。編集機能としてのオフィス「シブヤ・パブリッシング」"Shibuya Publishing"と、新刊本も古書も雑誌も洋書も独自のセレクトで扱う書店「シブヤ・ブックセラーズ」"Shibuya Booksellers"が、ひとつの建物内でガラス一枚を隔てて隣接している。両方のスペースが有機的に繋がっているように店内がデザインされていて、興味深い。尤もそれ以前に、非常にデザインコンシャスな内装それ自体が大変魅力的なのだが。
 書店部分での品揃えも大変ユニークであるが、本の陳列方法も面白い。発行年代順の陳列をしているとか聞いていたが、斜めの書棚やちょっとアンティーク風な別室、大机などを使った見せ方も相当にユニークに思えた。こういう陳列の仕方や見せ方ひとつで、同じ本でも魅力の出し方や買われ方が変わるものです。
 行くたびに発見がありそうなこのスペース、近いうちにまた訪れてみるとしよう。

(写真は、渋谷センター街にて撮影)