"苦行"のあとのごほうび

studio_unicorn20090519

極北で (新潮クレスト・ブックス)ディビザデロ通り (新潮クレスト・ブックス)
 年に一度の、人間ドック受診の日。
 検査のため朝から飲まず食わずで病院へ行き、さまざまな検査を経て昼前に終了。ほとんど"苦行"を行なう宗教者のような心地だ。やれやれ。
 もちろん、検査と昼食のあとで、仕事に行く前に書店で「自分へのごほうび」を買うのは忘れない。本日は、マイケル・オンダーチェMichael Ondaatjeの「ディビザデロ通り」"Divisadero"と、ジョージーナ・ハーディングGeorgina Hardingの「極北で」"The Solitude of Thomas Cave"の2冊を購入。ともに以前より気になっていた本だ。
 この2冊はどちらも、私の好きな新潮クレスト・ブックスの本。以前にも書いたが(2008年9月18日の日記参照)、私はクレスト・ブックスの装丁が大好きで、よく知らない作家の小説でもクレスト・ブックスだと読んでみたくなる。本当は全部を買ってしまいたいところだが、金銭的理由よりもむしろ収納場所と自分の読書量の限界の2つの理由で、グッと我慢しているのが実情だ。でも今日は「自分へのごほうび」ということで(笑)。

(写真は5月17日に撮影)