「チャーリーとチョコレート工場」

チャーリーとチョコレート工場 オリジナル・サウンドトラック
 トレンチコートの購入を決めた後は、小雨模様の空の下、丸の内や有楽町をぶらぶらと散策して、夕方には有楽町マリオン丸の内ピカデリーで、映画「チャーリーとチョコレート工場」Charlie and the Chocolate Factoryを観る。小さい頃に読んだ原作がとても好きだっただけに、すごく期待していた映画なのだが(2005年9月1日の日記参照)、観た感想は期待以上。面白い! 悪ノリ満載の(笑)極彩色のおとぎ話、ティム・バートンお得意の映画。つるつる顔のジョニー・デップの演技も良かったが、それ以上にウンパ・ルンパの怪演(?)がすごかった。ダニー・エルフマンの音楽もGood。この人らしいドラマティックで正統的なスコアも相変らず素晴らしいが、さらにウンパ・ルンパの歌では思いもしなかった(失礼)方面での才能を発揮していて、思わぬ収穫だった。詳しくは私のホームページSTUDIO UNICORNレビューに掲載しました。
 予告編では、「ブラザーズ・グリム」がけっこう面白そうだった。監督がテリー・ギリアムだと知って、ちょっと興味が増した。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の予告編は、今までに観たことのないヴァージョンだった(下のリンクの、英国版サイトの3番目の予告編と同じもの)。迫力ある映像の連続に、いやが上にも期待が高まってしまうなあ。前にも書いたように(2005年9月1日の日記参照)、「炎のゴブレット」は映像栄えするシーンが多いのはいいのだが、あの長大な物語と膨大な数の登場人物をちゃんと映画でも描ききってくれているのか、非常に不安なのです。ましてやこのあと5巻、6巻と非常にダークな物語へと展開してゆくターニング・ポイントの巻だし……。でも前売りを買ってしまおう(笑)。そういえば、「ナルニア国物語」の予告編がかからなかったのは残念。