再会の夏

studio_unicorn20060806

 焼けつくような真夏の日差しのもと、真っ昼間から妻と外出。はるばる国分寺へ出かけ、大学時代からの友人T夫妻のお宅を、数年ぶりに訪問。ブラジルから帰国していた別の友人Asaoさんの帰国祝いで急遽前日に召集がかかり(お知らせメールは金曜日に来ていたらしいのだが、ワインを飲んで酔いつぶれた私がメールを見たのは昨日の午後)来れる人だけ集まったのだが、やはりシンガポール赴任から帰国していたTake氏ご一家も訪れていたため、結果として両方の帰国祝いとなった次第。Take氏の双子の息子さんには初めてお会いしたが、素晴らしく良く躾けられていて好感度大。さぞかしご両親は苦労して育てられたのでしょう。
 T夫妻の家のポイントは、何といっても20人は入れそうな広大なリヴィングルーム。美味しそうな料理が次々にテーブルに並ぶ。さらに、T氏(ダンナ)が腕をふるった素晴らしい料理が次々と出てくる。特にラム肉をソテーしたものは絶品だった。酒もベルギービールにワインに日本酒に……素晴らしい(笑)。
 久々に集まった同年代の面々。話に花が咲きまくり。みんな変わったようで変わっていないなあ。でもT夫妻が「ケロロ軍曹」にハマっている事実を知ったりとか、すっかり筋金入りの"ヅカ"ファンと化した(それだけでも、かつての彼女を知る人にとってはオドロキだが)友人Inaちゃんの口から「銀英伝」なんて言葉が飛び出してくるとは思いもよらず、旧友たちの意外な(新たな?)一面を知ったりして、人間とはなんと奥深いものだなあと感慨の一幕も(笑)。
 お子さん連れの方々が帰ってから、さらに大人のトークタイム。これがまた実に楽しい。話題が多岐に渡る渡る。いやあ、本当に楽しかった。すっかり満足して(&充分に酔って)名残を惜しみつつ帰途についたのだった。
黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫) 黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)
 素晴らしいホスト役に徹してくれたT夫妻、本当にありがとう&お疲れ様でした。再会できた皆様も、素敵な時間をありがとうございます。また機会を見つけて集まりたいものですね。30代も瀬戸際に来てなお、(我々夫婦も含め)皆さん元気です。そんな、「あの頃」を抱きつつ今を生きる皆さんに、今私が一番好きな作家・恩田陸氏の小説「黒と茶の幻想」をお薦めします。皆さん読んでみて下さい。

  • Pandora Internet Radio
    • T(夫)氏が教えてくれたインターネットラジオサイト。このサイトのすごいところは、あるアーティスト名を入れて登録すると、そのアーティストを含め似た傾向のアーティストの曲を自動的に選び、ストリーミングで流してくれること。洋楽、しかもポピュラー系オンリーですが。
    • しかもT氏は、私が好きそうなアーティストを事前にいくつか登録してくれていた。T氏の心遣いが嬉しかった。私も"Conjure One"で登録させてもらって試してみたが、傾向が近いが知らないアーティストの曲が聴けてとても面白い。これは使える!

(写真は、七輪でお湯を沸かすの図。モノへのこだわりを持ち、キャンプと雪山をこよなく愛するT夫妻ならではです)