Harrods BROMPTON

 内覧会のあとは、妻と待ち合わせて、7月にオープンしたばかりのハロッズブロンプトンで夕食。なんでもハロッズが手がけるティールーム兼パブラウンジということで、お茶からランチから飲み・食事までできる店らしい。美味しい英国風には目がない。とにかくパンフレットに載っていた、ソーセージの赤ワインソース料理が食べたい!と思っていたのだった。かつて英国でよく見かけたちびたソーセージではなくて、丸々と大きくてどっしりしたカンバーランド・ソーセージCumberland Sausage(主に北イングランドのカンブリア州でよく作られたソーセージらしい)がすごく大好きなのだ。
 けやき坂の奥まった一角、すごく分かりにくいところにあるせいか、店内はすいていた。いかにもお茶用という感じのテーブル席もあるが、我々が案内されたのは深々としたソファのラウンジ席。メニューを見ると、Bass Pale Aleなどの英国ビールがあるのが嬉しい。黒ビールとのハーフだというBromptonオリジナルビールを頼んでみた。よく冷えているのは英国ビールらしくないが、日本のビールよりもコクがあって、なかなか美味しい。
 料理はきのこのソテーやらスズキの酢漬けやらを頼むが、けっこう濃い目の味付け(この辺が英国らしい)がお酒によく合い、つまみとしては最適だ。そして、何よりソーセージ料理! 期待していた通りの美味しさだった。う〜ん、ソーセージ料理を食べるためだけでも、また英国に行きたい気分だ(笑)。