PowerBookを守る

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 先日(2005年11月23日の日記参照)買ったばかりの新PowerBookだが、今度こそは綺麗なままで使いたいと思っている。今まで使っていたチタニウムPowerBookは、あまり外観の維持や液晶表面の保護などは無頓着に使っていたので、何年も使ってみるとけっこう使用感が漂っている。
 今度のPowerBookは、眩しいほどのアルミニウムの美しい筐体が、鈍いシルバーの光を放っているのを見ると、どうしても「この美しさを損ねてはイカン!」と思ってしまうし、液晶やトラックパッドは早めに保護しておきたいものだ。だからといって、よく市販されている液晶やトラックパッドを保護するシートは、手先の不器用さには定評がある私としては、うまく気泡や埃を封じ込めずに貼れる自信はまったくない。ましてやキーボードカバーは、いかにも過剰なまでに気を使っています、というのがありありとにじみ出るような気がして、私としてはイタすぎる。あくまで、「さりげなく」というのが望ましいのだ(笑)。
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 そこで、雑誌の記事で知ってから密かに注目していたのが、ガラス繊維のコーティング剤。表面に塗って2日も経てば、ガラス繊維が結晶化してごく薄〜い保護層を形成し、汚れから守る、というものらしい。金属でもプラスチックでもポリカーボネイトでもOKで、保護するものの材質を選ばないもの嬉しい。
 そこで、量販店で購入しようとしたが全然手に入らず、ご覧の通りAmazon.co.jpでも在庫切れのまま。結局製造元のマイクロソリューションの公式サイトから、直接通販で取り寄せてようやく手に入れたのが先週末ごろ。
 さっそく、件の新PowerBookiPod Photoに塗ってみる。PowerBookは筐体外側はもちろん、キーボードもトラックパッドも液晶画面もくまなく塗ってみた。といっても、べたべた塗りたくって「触るな、危険!」という感じではなく、塗ったあとから専用のクロスで拭き取ってしまうので、「ホントにこれでいいの?」と思ってしまうくらいだ。
 しばらくたって見てみると、見た目は塗る前と違うようには見えないが、触ってみると、確かに前よりすべすべしており、コーティングがされているのが実感できた。これで汚れや細かい傷を気にせずに使えると思うと、気持ちいい。何度か重ね塗りをするとコーティング効果がさらに増すそうなので、また塗ってみよう。

(写真は、神宮外苑付近にて。2日前に撮影)