薄くて、軽くて。

studio_unicorn20080116

Apple MacBook Air 1.6GHz 13.3インチ MB003J/A
 うわー、今度のアップルの新製品は、出ると噂されていた小型ノートのMacBook Airか! これはすごいぞ〜。
 なんとも薄い! 一番厚い部分で19ミリ、最薄部ではたったの4ミリ! しかも重さが1.36kgというから軽い! これはすごく欲しいぞ。
 今までの私のこの日記を見てわかるとおり、私は国内でも海外でも旅行の際は必ず、旅のお供に愛機PowerBookを持参して、デジカメの画像保存および簡単な加工・音楽再生・日記の作成&アップロード・情報収集など、非常によく活用してきた。このPowerBookももちろんたいへんに愛着があるし、かなりコンパクトで素晴らしいミニマルデザインの機種なのだが、それでもやっぱりそれなりの厚みと重量があり、バックパックなどに入れて歩くとかさばり&重さがかなりの負担になってしまうのも事実だった。Macを持つ前は一時期、SONYVAIO PCG-SRX/3Fというモバイルノートを使っていたが、これがまた筐体の小ささの割に厚みがけっこうあり(しかもデコボコがかなりあった)、意外にもけっこうかさばってしまううえに動作がもっさりしていて、「まあないよりマシ」程度だった。「大きさはそれなりにあってもいいから、厚みをなくして平べったくしてほしいよなあ」と、その頃は思ったものだ。(PowerBookも、妙なデコボコがないという意味では、非常にいい線行っているのだが)
 それらに比べると、このMacBook Airは、まず薄い&平べったい。カバンに入れてもぼっこりしなさそう。それに重量1.36kgというのは、先に挙げたVAIOのサブノートとさほど変わらない。これなら負担にならない。しかもCPUはCore 2 Duoだし、メモリがオンボードで増設が利かないといっても2GBあるのだから、これだけのスペックなら旅先で普通に使うぶんにはまず困らなさそう。HDDも80GBあればとりあえず大丈夫だしね。旅先・外出用サブノートとして使うには理想的なんじゃないかなあ。
 難を言えばCD/DVDドライブを内蔵しないことだが、まあないならないで何とかなりそうな気もする(使ってみなければ分からないけれど)。それよりも無線LANにしか対応していないことのほうが大きいか。けっこうホテルとか、有線LANのみ備えているところも多いし……と思ったら、ちゃんとオプション機器で有線LANにも対応できるのね。ならいいや。
 デザインもPowerBook、いや今はMacBook Proか、そのミニマル路線を継承していて嬉しい。個人的にはちょっと流線型なのがどうなのかな、とも思わないでもないが、きっと店頭で実物を見れば、また印象が変わるでしょう。
(追記:ひとつだけ不満点を発見。どうも内蔵スピーカがモノラルらしい。これはちょっとマイナス。"No Music, No Life"な私は、旅行中もホテルの部屋などで、パソコンのiTunesに入っている音楽をBGMとして流すので……)

 そして、何気に同時発表された「Time Capsule」も、けっこう注目だったりする。ワイアレスアクセスポイントと外付けHDDを一緒にした(しかもHDDの容量が1TBと非常に大きいのが魅力)、こういうの欲しいなあと何となく思っていたものだけに、こちらも気持ちがそそられる。

 といっても、まだ店頭ではMacBook Airの現物を見ることができないのか……。はやく見て、触って、質感とか軽さ・薄さを実際に確かめてみたいものだ。気に入ったら、マジで購入に踏み切ってしまうかも……(ちょっと高めなのが悩みどころだが)。

(写真は、本日の夕食に出た、豚肉とじゃが芋炒め。わが家の定番おかず)