ついに、最後まで残されていたPower MacもIntel移行と相成ったか。
こうなってみると、G5というものは後世(今でもいいが)どのように評価されることになるのだろうか。
[新製品]アップル、クアッド64ビット Xeonプロセッサ搭載の「Mac Pro」と「Xserve」
アップルコンピュータ(アップル)は8月7日、クアッド64ビット Xeonプロセッサ搭載のデスクトップPC「Mac Pro」を8月8日に、64ビットサーバー「Xserve」を10月に発売すると発表した。
「Mac Pro」は、「Intel Coreマイクロアーキテクチャ」をベースとしたインテルの新デュアルコアCPU「Intel Xeon 5100シリーズ」を「2基」搭載したのが特徴。周波数が最大3.0GHzで動作する2基のXeonを搭載することで、従来の「Power Mac G5 Quad」に比べて最大2倍の性能を発揮するという。
2基の光学式ドライブベイ、3基のフルレングスPCI Express拡張スロットと1基のダブルワイドPCI Expressグラフィックスロットを装備するなど、高い拡張性も持たせた。価格は、2.66GHzのデュアルコアXeon2基、1GBメモリ、250GB HDD、2層記録対応の16倍速SuperDrive(DVD+R DL/DVD±RW/CD-RWドライブ)、グラフィックカード「NVIDIA GeForce 7300 GT」などを搭載した標準構成で31万9800円。OSはMac OS X 10.4.7「Tiger」をプリインストールし、Mighty MouseとApple Keyboardが付属する。
ラインアップは1モデルのみだが、490万種類以上という豊富なBTOオプションでカスタマイズが可能。CPUは、プラス10万800円で3.0GHz2基に、マイナス3万7800円で2.0GHz2基に変更できる。HDDは最大2TB(テラバイト)、メモリは最大16GBまで増設できる。
(後略)
- BCNランキングより、8月8日22時12分更新
"Mac Pro"なんて何のひねりもないネーミングは如何かと思うが、さすがハイエンド。最大3GBのデュアルCPUが2基=クワッドプロセッサ、メモリ最大16GB、HDDも最大2TBまで拡張可能、さらにグラフィックも光学ドライブも綺羅星の如し。あまりの超高スペックにくらくらしてしまう。とはいっても、全てのスペックをいっぱいにまで拡張したら、とんでもなく費用がかかってしまうことは間違いなし。お金がいくらあっても足りない。とんでもね〜。
CPUやらメモリやらHDDやらをフルにしてみたらいくらかかるのか知りたくて、試しにアップルストアで試算してみたら、161万円以上になった。
……。
まあ、あれだ。ちょっと筐体が大きすぎて、我が家には置き場所がない、ってことだ。
……ということにしよう(涙)。