……の日。というより、買うつもりで目をつけていたCDの発売日が集中した&HMVで輸入盤を3枚以上買うと2割引、という事情があったので、まとめて購入したのだが……。というか、今日一日では買いきれませんでした(笑)。残りは次回(!?)。
渋谷のHMVは現在、店内を順次改装しているようで、今は5階と6階の売り場が半分に縮小されていた。そのせいか品揃えが少ない……ハズなのが、今までなかった思わぬ掘り出し物(?)もあって、予想外の買い物もしてしまったりして。
まずは、気になっていた(2006年9月17日の日記参照)エヴァネッセンスEvanescenceの新譜"The Open Door"。これだけはDVDつきの国内盤を購入(というかまだ輸入盤が売られていないし)。"Fallen"の輸入盤は今日も見つからず、今日は購入を断念。
特典のDVDには、シングル曲"Call Me When You're Sober"のビデオクリップとビデオのメイキングを収録。帰宅してからさっそく観たが、このメイキングが面白い。3分半のビデオを制作するのに、撮影だけで丸2日かけて、さまざまな仕掛けをしているいる様子を、けっこう細部まで観ることができる。「キリストンカフェ」を思わせる(笑)ポップゴシックな雰囲気はうまく出ていて、ナイスな感じのビデオクリップでした。
- HMV Japan - Evanescence限定盤15%オフ!
- Evanescence :: Japan Official Site(Sony Musicによる、日本語オフィシャルサイト)
- http://www.evanescence.com/(英語オフィシャルサイト)
それから、2006年8月30日の日記でメモしておいたKaito(Hiroshi Watanabe)の"Hundred Million Love Years"。名作"Hundred Million Light Years"の待ちかねたビートレス・ヴァージョン。ビートを抜いて、よりアンビエント色が強まっているのがすごく良い感じ。
もうひとつメモしておいた、スティングStingのクラシックアルバム"Songs from the Labyrinth"のほうは、特に国内盤だけで得する要素がなさそうなので、輸入盤が出るまで待つことに。試聴だけはしたけれど……「おおお、スティングみたいなかすれた声がダウランドを歌っている!」(本人だから当たり前か)という感じで、すごく新鮮。かなり良さげだ。必ず買います。
- HMV Japan - Kaitoの傑作ビートレス・アルバム
- TINY BALANCE * hw blog(Watanabeさんのブログ)
- HMV Japan - ロック歌手スティング、ダウランドを歌う!
そして、2006年9月20日の日記でメモしたクレイグ・アームストロングCraig Armstrongによる映画「ワールド・トレード・センター」"World Trade Center"のサウンドトラック盤。映画を観なくても、この素晴らしい音楽だけで心が震え、心が静謐に沈んでゆく。素晴らしい。音楽のおかげで、映画そのものにも興味を持ったくらいだ。
- Craig Armstrong(Craig Armstrongのオフィシャルサイト。英語のみ)
- ワールド・トレード・センター(映画の日本語オフィシャルサイト)
- World Trade Center - An Oliver Stone Film(こちらは英語オフィシャルサイト)
そして、前々から欲しかったフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドFrankie Goes To Hollywoodのエクステンデッド・リミックス集2枚組"Twelve Inches"を、ようやく購入。私にとっては、FGTHはオリジナル曲(特にヴォーカル)はどうでもよくて(失礼)、数多く作られたエクステンデッド・ヴァージョンやリミックス(つまりインスト部分が長いヤツ)こそが本当の魅力だと思っている。これは80年代の素晴らしいエレクトロニカだよ! ……と思ったら、2003年に再結成していたのね。知らなかった〜。
- http://www.fgth.org.uk/(オフィシャルサイト)
そして、思わず見つけてしまったのが、ニコラウス・アーノンクールNikolaus Harnoncourtによる、バッハの「マタイ受難曲」。一度聴いてみたいと思っていた「マタイ受難曲」。だが、いろんな演奏家の録音が溢れていて、どれを聴けばよいのか迷ってしまうくらいだった。このアーノンクール版が良いかどうかは、よく知らない(笑)。前にも書いたように、耳が肥えていないので、演奏家による良し悪しって、よく分からないのですよ。
じゃあ、なぜこれを探していたかって? それはジャケットのデザインです(笑)。ブックレット形式のジャケデザイン(「装丁」と呼ぶべきかもしれない)がすごくイイのだ。「ディスクパッケージデザイン」にも紹介されたほど。演奏家の違いなんかよく分からないし、どうせ聴くならジャケデザインのいいもののほうがいい、という邪道な選び方をしている私ならでは、だ(笑)。ずいぶん前に出たCDのようだから、もう半ばあきらめていたのだが、今日は見つけてしまいましたね〜。まあ、2割引きだし、購入してしまいましたよ。
さあ、週末にでもじっくりと聴きますか、「マタイ受難曲」を。
- Nikolaus Harnoncourt(アーノンクール氏のオフィシャルサイト、のようです。ドイツ語、英語のみ)
(写真は、本日の夕食のメイン、鶏肉ときのこのワイン蒸し。なかなか美味しかった)