時差ボケワイン

studio_unicorn20070716

 ヴェネツィア旅行から帰国した翌日。昨夜さっそく時差ボケになってしまったが、一夜明けてもまったく回復せず、かなりディープな時差ボケモードだ。
 とりあえずなんとか朝の9時台に起きてはみたものの、体のほうが深く眠ってしまって全然働かない。もう全然起きていられないのだ。こんなのは初めて。やっぱり歳かあ。
 仕方なく昼寝を細かく繰り返し、ようやく体も目が覚めたのは午後の3時ごろ、つまりイタリアなら朝の8時ごろ(笑)。これは正真正銘、重症の時差ボケだ。やれやれ……。
 こんなときは夕食にワインでもかっくらって、酒の力を借りて寝てしまうに限る、ということで、今日の夕食はワインと前菜とパスタの夕べに決定。イタリア行って、連日パスタ食べてワインを飲んで、まだ食べるのかよく飽きないなとか言われそうだが、これが全然飽きていないのです。もう帰りの飛行機で「もっとワイン飲みたい、パスタを食べたい」とか思っていたくらいなので(笑)。
 スーパーで手頃な値段の赤ワインを買ってきて、パンは冷凍してあったカンパーニュの残り&スーパーで買ったバタール(写真)、つまみに残っていたサラミとチーズ2種(ブルサンペッパー、胡椒入りスモークチーズ)。前菜はサーモンのサラダ仕立てカルパッチョ(柚子胡椒とオリーブオイルで風味付け)にきのこ2種(しめじとエリンギ)のソテー(にんにく醤油で味付け)。パスタはドライトマトのアーリオ・オーリオ(アンナマンマのパスタソースの残り)をスパゲッティで。
 ワインは、Domaine Cérens, Minervois 2005というフランスのワイン。シラーとグルナッシュが主体の混合ワインだ。安い値段の割には味がしっかりしていて、けっこう主張が強い感じ。美味しく飲めた。
 というわけでワインも食事もとても美味しくて、大満足だったが、あまり酔った感じがしない。イヤ〜な予感がしたままベッドに入ったが、予感的中。全然眠れない。この程度のワインごときでは全然時差ボケ解消にならなかったらしい。
 結局この夜も一度起きて、仕切りなおしにカモミールティーなぞを飲み、心を落ち着けてから、ようやく4時ごろに少し眠ることができた。当然翌日は寝不足だ……。これは参った。トホホ。