Glögg

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 今日も、どうにも頭痛が抜けず、調子が良くないので早々に仕事から帰宅し、夕食と入浴。ひたすら静養に努める。
 それでも、寝る前に、昨日「スパイス・マジック」の店長さんからいただいたスパイシーワイン"Glögg"を少々飲んでみる(写真)。温めて飲むものなので、体が心から温まるし、よく眠れる。ナイトキャップ代わりだ。
 Glögg(グルッグまたはグリュッグ)は、北欧でクリスマスシーズンなど冬によく飲まれる飲み物で、ワインにスパイスや砂糖を入れたもの。温めて飲む。いただいたもののように瓶でも売られているが(これはスウェーデン製だった)、家庭などでは手作りすることも多いとか。ドイツ、フランスでも同様の飲み物があり、ドイツでは「グリューワイン」Glühwein、フランスでは「ヴァン・ショー」vin chaud(熱いワイン)と呼ばれる(ちなみに「ホットワイン」は和製英語らしい)。
 かつて英国に留学していたときに、フィンランド人の友人たちが冬にたくさんグルッグを作ってくれて、みんなでグルッグ・パーティーしたのは楽しい思い出だったし、仕事で冬にノルウェーへ行ったときにもこの飲み物を飲んだ。北欧の寒い冬には、このほろ酔い加減でホッと暖まる感覚がものすごく心地よい。グルッグのおかげで、心温まる冬が過ごせそうだ。