コロニアル

studio_unicorn20060113

 今日の夕食は、鶏肉のコロニアル風グリルと、トマトとベーコン、野菜がたくさん入ったコロニアル風スープ(写真)。直訳すると「コロニアル」=「植民地風の」ということで、フランス料理敵に言うとアフリカなどのちょっとエスニックなハーブやスパイスが効いたテイストの料理をいうらしい。
 というのも、昨年の夏に何度か行った、恵比寿のフレンチコロニアルレストラン「アイラ」Aila(2005年8月13日の日記2005年9月23日の日記参照)のモロッコ風の料理を妻がいたく気に入っていて、自分でもモロッコ風にアレンジした料理を作ってみたいとかねがね言っていたのだ。
 というわけで、今日の料理になるわけだが、モロッコ風といっても、別段難しい手順が必要なわけではなくて、クミンパウダーとコリアンダー、それにガーリックパウダーを使ってそれらしい香りを引き出しただけらしい。これにシナモンが加わると、さらに"それらしく"なるのだろう。
 それはともかく、鶏肉は料理は素晴らしい香りで味のほうも格別。トマトとベーコン、にんにくをベースにして野菜や豆がたくさん入ったスープも、豆の食感とスパイスの香りが絶妙にハーモニーを醸し出していて、お手軽ながらいかにもコロニアル、という感じであった。思わずワインを開けたくなったくらいだ(開けなかったけれど。笑)。