Zinfandel賛歌

studio_unicorn20060312

 温暖な一日だったが、仕事のため日中は外出。
 夕方家に帰ると、妻がライトイタリアンディナーを用意して待っていてくれた。なんとも嬉しいことだ。昼間のうちに渋谷へ行って、パンとワインを調達してきたらしい。

  • パン2種(バゲット無花果とレーズン入りカンパーニュ)
  • チーズ3種(ブルサンペッパー、チェダー、ブリー)、オリーブの実
  • 椎茸とベーコンのオーブン焼き
  • 根菜(人参、牛蒡)のコロニアル風炒め煮(写真)
  • 新玉葱と刺身魚(マグロとカンパチ)のサラダ仕立て バジルソースがけ
  • 柚子胡椒と菜の花のペペロンチーノスパゲッティ
  • デザート、コーヒー

 パンは、渋谷東急東横店の地下「フードショー」"Foodshow"で購入したとのこと。バゲットは最近お気に入りの「ラ・テール」で、カンパーニュは久々の「アンデルセン」で。
 今日の目玉はなんと言っても根菜のコロニアル風炒め煮である。炒めた玉葱とドライトマトが良い風味を醸し出し、スパイスはクミン、コリアンダー、チリパウダーとにんにくを使用しているので、コロニアル(植民地風)な香りが満点である。味付けも程よく濃い目で、ワインが進む味だ。
 そしてパスタは、最近すっかり定番になった柚子胡椒を使ったペペロンチーノ。今日は、早春らしい菜の花が加わっていて、これがまたなかなか美味しい。
勝手ワイン
 ワインは、妻がワインショップ「ヴィノスやまざき Wine+ist」で買ってきた、Mendocinoという会社の"Zingaro"というワイン。カリフォルニア特有のジンファンデルZinfandelという種類の葡萄を使用している。このジンファンデル、前に妻が買ってきた「勝手ワイン。」(2005年12月21日の日記参照)という本で紹介されているのを読んでから、その野性味溢れる(と書いてあった)ワインを一度味わってみたいと、常々機会を窺っていたのだ。ようやく今日、それが実現したのだが、色が比較的明るい割には、非常にしっかりした飲み口で、かつ思っていたよりもまろやかな味で大変美味しい。とても気に入った。これは他のジンファンデルも試してみたいものだ。