英国2日目・19年ぶりのNational Gallery

 時折小雨がぱらつく中、しばらくピカデリー・サーカスPiccadilly Circus界隈を散策。活気あふれるロンドンの雰囲気を味わいながら歩く。
 有名ギャラリー"White Cube"の新館を発見。残念ながら展示はやっていなかった(そもそも今日は日曜日だ)が、超ミニマルな建物の佇まいが、不思議と(?)周囲の古い建物とマッチしていて、とてもいい感じだ(下の写真)。

 トラファルガー広場Trafalgar Squareに出る。相変わらず人でいっぱい。でも以前よりずいぶんと綺麗になったような気がする。
 ナショナル・ギャラリーNational Gallery, Londonに入る。前にここに入ったのは英国留学時代、ということは19年前だ。最近私の中で、とみに伝統的な”絵画”、特に17世紀オランダの静物画に対する熱が高まっているので、久しぶりに来る気になったのだ。いつの間にか新館ができて、展示量も格段に多くなって、以前より相当充実しているようだ。特に中世〜ルネサンス期の作品の展示数がものすごく増えたのがいい。適当にてれてれと歩きながら、お目当ての静物画などを鑑賞。途中、いくつもの知っている慧に出くわすと、それも鑑賞、みたいな感じでいい意味でコージーに過ごす。もちろん大好きなヤン・ファン・アイクファン・エイク)Jan Van Eyckの「アルノルフィーニ夫妻の肖像」はしっかり鑑賞しました。
 売店Bookshopにて物欲が爆発。あの本も欲しいこの本も欲しいと切りがない(笑)。旅の初期から荷物が重くなっては大いに支障を来すので、ぐっと我慢して一冊だけ、静物画の作品集を購入。旅の後半でロンドンにもう一度来たら、今度こそ買い倒すぞ〜、と心に誓う(笑)。いいじゃないですか、ナショナル・ギャラリー。自分の中での評価を大幅に上方修正しました。

  • The National Gallery, London(ナショナル・ギャラリーのオフィシャルサイト。簡単な日本語の案内もあるようです)