年の終わりに

studio_unicorn20111231

 2011年の大つごもり。
 昨年末は年明け早々からの私の作品展の追い込み準備のせいで、実に慌ただしい年末となったが、その時にはよもやあのような大惨事が起きるなどとは露ほども思わなかったことを思うと、この一年の激動がより重く感じられてしまう。来年はもっと笑顔の多い、穏やかな幸せに満ちた年でありたいものだ。
 日本全体の大事件もさることながら、薬疹になってしまったり転んで頭を打ち付けてしまったり、或いは仕事の環境が変わったりと、個人的にもいろいろと変事の多い年であった。
 そろそろいろいろと始動、というよりリブートしたいことも多いので、来年はその端緒につければよいのだが。
 何よりこのブログ日記も、書きたいことは山ほどあるし本格的に再開しようと何度も試みたのだが、頭の中には文章も出来上がっているのに、どうにも手が動かないんだよね〜。やれやれ。いつまでもツイートのまとめでお茶を濁していないで、ちゃんと書きたいのだが。来年こそは……と書いておこう(笑)。
 今週初めごろから胃腸がしばしばギュウギュウ痛んでかなり辛くなってしまった。おそらく以前にも経験した胃酸過多だったのだろうが、薬疹持ちのためにうっかり適当な市販薬を飲んで治す、ということができない(涙)。結局医者に相談して貰った薬を飲み、外出も友人を呼ぶのもすべてキャンセルして、年末というのにここ数日ほとんど外出せずに自宅で静かに過ごしていた。まあ年賀状をとっくに出してしまったというのもあるが、ここまで「何もしなかった」年末というのも珍しい。まあ、いい休養になったと言うべきか。一年分の溜まった疲れみたいなものがデトックスされたのであればいいのだが(笑)。
 ゆっくり静かに数日をすごせたおかげか、今日はようやく胃腸の痛みもほぼ治まり、おっかなびっくりでちょっと外出もしてみたりした。何とか年内にほぼ治せたようでホッと一息(でも油断は禁物だが)。出かけられない、お酒も飲めないんじゃ年末年始、ちょっとつまらないからねえ。
 というわけで、新年の静謐と平穏を願いつつ、皆様よいお年をお迎えくださいませ。
(写真は、今年の年賀状に使用した一枚。9月12日、フィレンツェFirenzeのサンタ・クローチェ教会Santa Croceにて撮影)