ギャラリーがつなぐ縁

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 父が懇意にしている知人が、清川泰次記念ギャラリー内の区民ギャラリーで母娘二人展を開催しているというので、私の両親と妻と4人で訪問。もう大変ご高齢のお母上は絵画やデッサン(有名な日本画家のお嬢様、夫君も日本及び東洋美術研究の第一人者)を出展、お嬢様のほうはキルトを"和"で展開するというとてもユニークな活動をされており、キルトの掛け軸や反物、ご自分でデザインされた扇子や和紙の照明などが展示されていた。どれも大変素晴らしく見ごたえのあるものであった。
 聞くところによると、去年このギャラリーで私が作品展を開いた折に、(父のつてで)訪れたお母様がこの静かでごぢんまりとしたギャラリーを気に入り、使用を申し込まれたらしい。おかげで、お嬢様のほうは準備やら展示やらで大変だったようだ。とんだところで私が縁をつないでお役に立てた(迷惑をかけた?)みたいである。