「住む。」バックナンバー購入

studio_unicorn20050519

 先日(2005年5月9日参照)最新号を買った雑誌「住む。」のバックナンバー・2002年春の第3号を捜して、買ってきた。私の好きなリュート奏者つのだたかしさんの家などの写真が、その号に紹介されているのが理由。けっこう前に出た号なのに、ちゃんと新刊書店で手に入ってしまうのは驚きだ。
 肝心のつのださんの記事は巻頭近く8ページにわたって掲載されており、載っている写真がなんともほっこりして見ていて気持ちよい。リュートバロックギターの写真も載っている。中世の弦楽器は、音はもちろん見た目もすごく好きなのです。
 さて、せっかくなのでこの号の他の記事も読んでみる。この頃の「住む。」は、今よりももう少し建築方面に力点が置かれていたようだ。もちろん創刊当初からの理念にあるように、記事の中には“暮らし”の要素ももちろんあるのだが、今のような暮らしぶりの紹介よりも、むしろ家そのものをクローズアップしたり、建築素材や家具を紹介するページがあったりしていて、今よりやや専門的な要素が強い気がした。毎号同じことをやっているように見えても、雑誌は生き物。時代に合わせて、読者のニーズに合わせて、少しずつ変わっていくもの……それを実感させられる。