買い時は……?

●iPod classic 第5世代 60GB ホワイト●MA003J/A Apple iPod 60GB ブラック [MA147J/A]
 またiPodiMacかあ。

 カリフォルニア州サンノゼ発--Apple Computerは米国時間12日、長らく噂にのぼっていたビデオiPodと新しいiMacを発表した。また、音楽ビデオやテレビ番組、映画の購入が可能なiTunesのアップデート版もこれにあわせて公開された。

 同社CEOのSteve Jobsは、当地で行われた報道陣向けのイベントでこれらの新製品を発表した。同氏は、「iPodは大ヒット商品だったが、そろそろ新しいものに置き換える潮時だ」と述べながら、ビデオ再生が可能な新型iPodを披露した。「ご覧の通り、これはビデオを再生できる」(Jobs)

 ビデオiPodは2.5インチのカラー画面を搭載し、カラーバリエーションは白と黒の2種類が用意されている。価格は、30Gバイトモデルが299ドルで、60Gバイトモデルが399ドルで、最大で1万5000曲の音楽、2万5000枚の写真、150時間以上のビデオを保存できると、Appleでは説明している。

 Jobsはこのイベントの幕開けにまず新しい「iMac G5」を披露した。このデスクトップコンピュータは先行モデルに形が似ているが、より薄型になっている。価格は1.9GHzのPowerPC G5プロセッサを搭載した17インチモデルが1299ドルで、セッサを搭載した17インチモデル(160Gバイトのハードディスク内蔵)が15万2800円、また2.1GHzのG5プロセッサを搭載した20インチモデルが1699ドル。このiMacは、ウェブカム型のiSightカメラを内蔵し、静止画と動画の撮影が可能。さらに、Apple Remoteコントローラーも新たにバンドルされ、ユーザーが30フィート離れたところからでも音楽や写真、ビデオを楽しめるようになっている。

 前回のiPod nanoの発売からわずかに2か月足らず(2005年9月8日の日記参照)。今度はビデオ再生をサポートしたiPodですか。私の電車の中でのスタイルは、音楽を聴きつつ本を読むというものなので、ビデオは不要かなあ。画像を表示する機能については、CDのジャケ画像が表示できるのが嬉しいし、何より旅先での写真の一時保存として重宝しまくっているので、すごく役に立っているのだが、ビデオ再生機能については、自分が使うシチュエーションが思いつかない。電車の中でTVドラマとかMTVとか観ようとは思わないし。いくら画面が大きくなったと言っても、やっぱりまだまだ小さいし見難そうな気がする。手を広げすぎて消化不良になるのがイヤなので、ビデオ撮影や制作には手を出していないから、特に保存して持ち歩きたいビデオもないしねえ。
 あ、そうか。これはもしかして、家族とか子どものビデオをiPodに入れて持ち歩き、ことあるごとに職場の同僚だの友人だのに見せては「ウチの子がね……」とやるための機能なのかもしれない。そうか、今度のiPodは「親バカ促進」のためのツールなのだ! 納得(笑)。
 でも、単純に筐体が薄くなったのは魅力だったりする。
ASIN:B000AJ9TKI
 iMacのほうもリモコンなんかついちゃって、リヴィングでテレビ代わりに使いましょう、ってことなのかしら。まるで国内メーカーの"テレパソ"みたいだ。正直言って、あんまりMacにそんなことはして欲しくないなあ。ファミリー狙いなのかな。こちらも筐体の厚みが少なくなったようで、ひと通りの作業ならこのiMacでも十二分に魅力的なのは確か。ただ、どうしても触手が伸びないのは、私がすでに20インチのシネマディスプレイCinema Displayを持っていたりするからなのだが……(2005年9月3日の日記参照)。
Apple Cinema Display (20インチフラットパネルモデル) [M9177J/A] ASIN:B0007YT8WK
 いや、本音を言うと、PowerBookの新しい機種が出るかと思っていたのですよ。Intelに移行する前の最後のグレードアップが行なわれるかな、と……。でも、出なかったので、私の悩みはまだ続きそうだ。Mac miniでは、PhotoshopIllustratorを同時に立ち上げながらiTunesで音楽を聴く、必要ならさらにブラウザを立ち上げる、というような私の使い方にはちょっと非力な気がするし……。
 もう少し様子見かな……。