新しいPowerBook

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 ようやくPowerBookの新製品の登場か。自分のMacをどのように買い換える悩んでいた私にとっては朗報……なのかな?(2005年9月3日の日記2005年10月13日の日記参照) 微々たるグレードアップかもしれないが、ともあれ新しい製品なのは間違いない。PowerMac G5も新製品登場、そして画像処理ソフト"Aperture"の登場だ。

 PowerBookの新製品は、CPUのアップはなかったが、ディスプレイの解像度が向上して今までの機種よりもかなり見やすい画面になったらしい。PowerBookのディスプレイは、今までは暗めで見難いと言われていたので、この改善は嬉しい。ちょびちょびとCPUのクロック数だけ上げてお茶を濁されるよりも、こういう実用的な部分での改善のほうがはるかに購入意欲ををそそられる。他にもいろいろ細かいけれど嬉しい改善がなされている上に、(これが一番嬉しい)前モデルからの大幅な値下げ。来年6月ごろと囁かれているIntel Macの登場を考えると、これが最後のマイナーチェンジかもしれない。十分に成熟しきった現行機種という感じがする。何よりもあのアルミ筐体の素晴らしくミニマルなデザインは、デザイン重視の私にとっては常に魅力的だ(2005年6月7日の日記参照)。ただひとつ問題なのは、放熱性が高いために夏などはすごくアッチッチになってしまうことなのだが、まあ今の作業環境でも十分夏は暑いので、これ以上暑くなってもかえってあまり気にならない(?)かもしれない……。店頭で実際に見てみないとなんともいえないが、これはいよいよ「買い時」か?
 そして、"Aperture"にはびっくりした。フォトグラファーのためのデジタル撮影後の作業ソフトで、カメラのRAWデータをJPEGと同じように簡単に扱うことができるソフトらしい。それってまんまPhotoshopじゃないの? 対抗ソフトなのか? またアドビAdobeの怒りを買うのか? そんなことして、PhotoshopMac対応じゃなくなっちゃったらどうしてくれるんだ!とPhotoshopユーザの私は思うのだが、いちおうPhotoshopとは住み分けているらしい。正直言ってよく分からない。まあ日本での発売はまだ未定だそうなので、別にどうでもいいか。
 独学の自分勝手流とはいえ、ようやくPhotoshopを多少は使いこなせているところだし、私の作品作りには欠かせないソフトなので、Photoshopから乗り換える気は今のところまったくないけれどね。