雨が上がるのを待って、夕方妻と渋谷へ。
今日はHMVのポイント３倍の日で、CDを買うのをそれまで我慢していたのだ。HMVへ行くのは本当に久しぶり。２か月ぶりくらいか？ なのでものすごく買う気満々で臨んだが、連れもいるしあまりじっくりと試聴できず、そんなにたくさんは買えなかったなあ。といいつつ５枚購入したが（笑）。
まずは、前から買うつもりだった２枚。一十三十一（ヒトミトイ）さんの新譜"girlfriend"と、アヴリル・ラヴィーンAvril Lavigneの新譜"The Best Damn Thing"。
一十三十一さんの新譜は、サウンド・プロデュースをAsa-Changが手がけた意欲盤。思っていたよりゆったりした曲が多く、一十三十一のたゆたうようなヴォーカルがいい感じ。個人的に大好きな「ウェザーリポート」の別ヴァージョンが入っているのもいい。
- WWW.HITOMITOI.JP（一十三十一さんのオフィシャルサイト）
- HOW TO 一十三十一（ひとみとい） - HMV
おっとっと、早くも夏にはニューシングルですか。活躍しているなあ。
アヴリルちゃんの新譜は、前作とはがらりと変わって、ずいぶんと明るく弾けた感じだ。幸せ一杯の私生活の影響か？ なんかハイスクールか大学のキャンパスで大騒ぎしながら歌っているような曲もあって、ずいぶんと楽しそうな印象だ。前作"Under My Skin"のヘヴィーなカッコよさが薄れてしまったのはちょっと残念だが、まあこれはこれで楽しくて良いのでは。中盤のスケールの大きな"When You're Gone"と、映画「エラゴン」の主題歌だったラストの"Keep Holding On"が、アルバム全体を引き締めていて、この２曲は特に気に入った。
- AvrilLavigne.com（アーティストのオフィシャルサイト。英語のみ）
- Avril Lavigne 特集ページ - HMV
それにしても、一十三十一さんのアルバム＆ラスト曲のタイトルが"girlfriend"で、アヴリルちゃんのアルバムの１曲目のタイトルも"Girlfriend"。２枚続けて聴くと、同じタイトルの違う曲が続けてかかることになる。面白い偶然の一致だ。
続いてふらふらとクラシックフロアへ。クラシックはいろいろ聴いてみたいのだが、同じ曲でも様々な演奏家が演奏したものが溢れかえっていて、どれを買ったらいいのかいつも途方に暮れてしまう。全部試聴できたらいいのだろうが、そんな時間もないしねえ。
それでも、古楽専門のアルファレーベルAlphaから新しく出ていた"Paris Expers Paris"（邦題は「並ぶものなきパリ〜ノートルダム楽派の音楽」）というCDを買ってみた。12世紀後半〜13世紀のパリで発達したノートルダム楽派の声楽曲。すでにヒリアード・アンサンブルThe Hilliard Ensembleがペロタンの曲を歌ったCD"Perotin"を持ってはいるのだが、これはまた別の写本からの曲のようだし、中世ヨーロッパの音楽は大好きなので購入。ディアボルス・イン・ムジカDiabolus In Musicaという中世声楽アンサンブルの歌い方は、ヒリアード・アンサンブルとはまた全然異なった、厳格な雰囲気。もっと聴き込んでみるとしよう。
- http://www.alpha-prod.com（アルファレーベルのオフィシャルサイト。フランス語、英語、オランダ語のみ）
- 新着CD・LP情報 - マーキュリーのホームページへようこそ（日本の輸入販売元・株式会社マーキュリーのサイト）
それから、常々ヴィヴァルディVivaldiの曲をなんか聴いてみたいと思っていたが、これまたCDがいろいろありすぎて途方に暮れてしまう。有名な「四季」でももちろんいいのだが、なるべくバロックの軽やかな雰囲気がよく出ているのもが欲しいなあ、と適当に見てまわる。が、たまたま新しく出たのか、フランスのナイーヴNaïveから出ていたチェロ協奏曲のCDが試聴できたので、聴いてみたらけっこう良かったので（1,990円と安いし）これを買うことにする。Christophe Coinという人がチェロを弾き、Giovannni Anotoniniが指揮するIl Giardino Armonicoが演奏。私はチェロの音色が好きだ。
- naïve - maison de disques（レーベルのオフィシャルサイト。フランス語、英語のみ）
さらにラウンジミュージックのコーナーで、「ブッダ・バー」Buddha-barのCDも手がけたDJラヴィンRavinが、モルディヴのホテルHuvafen Fushiのために作ったコンピレーションCDを発見。へえ、あのRavinが、こんな南国のホテルの仕事をするなんて意外。と思いながら試聴すると、やっぱり彼らしいエスニックな楽曲がコンピレートされていたので、なんか安心（笑）。
モルディヴの高級リゾートホテルというと、なんといっても水上コテージ。このホテルもそのご多分に漏れないようだ。南の島には別段強い興味はないが、水上コテージだけは憧れてしまう。写真を見ているだけでうっとり。さらに、ホテルの映像を、素敵な音楽に載せて紹介したDVDもついている。おいそれとは行けないモルディヴの水上コテージ、ぜめて映像で楽しむことにしよう。
- DJ RAVIN（アーティストのオフィシャルサイト。英語のみ）
- うわ〜、"buddha-bar IX"が出たのか〜。知らなかった〜。
- Maldives Luxury Resort - Huvafen Fushi（ホテルのオフィシャルサイト。英語のみ）
