ちょっと気になる

容疑者Xの献身予知夢 (文春文庫)探偵ガリレオ (文春文庫)
 しばらく前から書こう書こうと思っていた話題だが、本日ちょっと話に出たので忘れないうちに書いておこう。
 東野圭吾氏の「探偵ガリレオ」シリーズが、10月から福山雅治氏主演でテレビドラマ化されるらしい。福山氏のテレビドラマ出演は4年半ぶりだとか。もちろん福山氏が演じるのは、不可思議な事件を次々と解決してゆく物理学者・湯川学の役。フジテレビのいわゆる"月9"の枠らしい(ドラマ化タイトルは「ガリレオ」)。
 私は、このシリーズは短編集2冊と直木賞受賞作の長編「容疑者Xの献身」を読み、湯川のキャラクターがけっこう気に入っていたので(2006年2月4日の日記参照)、福山氏が湯川を演じると聞いて「なかなかいいキャクスティングかも」と、ちょっと気になっていたのだ。ふだんテレビをほとんど観ない、ましてやドラマは全くと言っていいほど観ていない私だが、このドラマはちょっと観てみようかな。それにしても、相棒役が原作では湯川の旧友の刑事・草薙(男性)だったのに、ドラマでは草薙の後輩刑事(女性)になってしまうのは、テレビ化ではよくあることながらちょっと納得いかん。演じる柴咲コウさんは嫌いじゃないけれどね。
 今回のドラマ化は短編集を元ネタにして行なうそうだが、人気が出たら(いや、ある世代の人たちには絶大な人気を誇る福山氏のこと、きっと人気が出るでしょうな)、いずれ「容疑者Xの献身」もスペシャルドラマか映画になるのかもしれない。そこまで予定されているのではないだろうか。