ブーちゃん

studio_unicorn20071216

僕とポーク
 昨日は、あまり調子が良くないのに長々と外出して、挙句調子に乗って映画まで観てしまったものだから、今朝は目覚めるとものすごい頭痛が。加えて肩と首筋がゴリゴリに凝ってしまって、体調が最悪だった。
 こんな体調では何もすることが出来ずに、家で静養せざるを得なくなる。
 仕方なくゴロゴロしながら、昨日HMV渋谷で購入した、ほしよりこさんの「僕とポーク」を読んで静かに過ごす。
 渋谷のHMVは、2階に入っていたカフェ「ベヌーゴ」Benugo(2月28日の日記参照)が見事1年もたたずに撤退してしまい、そのあとに書籍コーナーがリニューアルオープンしていたので、そこでこの本を買ったのだった。昨日はHMVのポイントが3倍だったので、ポイント還元率は約15%。悪くない。基本的に定価販売の書籍を買うなら、現在のところHMVのポイント3倍が最強かな(もちろん品揃えはそれほど多くはないが)。
 「僕とポーク」は、「きょうの猫村さん」がすっかり有名になったほしよりこさんの短編集。表題作と「たろちゃん」「文豪の苦悩…」の3篇を収録。これまた見事に「猫村さん」と同じ、ダラダラしたテイストの作品ばかりだ。
 絵の上達ぶり(失礼)から察するに、描かれた時期は「文豪」「たろちゃん」「僕とポーク」の順か。一番最近に描かれたとおぼしき「僕とポーク」が、私の一番のお気に入りだ。イサオくんと豚のブーちゃんの、不思議ないきさつの絆の物語。ダラダラしたいのか、泣かせたいのか、どっちつかずなへんてこりんな、なんともいえない物語。いい味出しているよな。
(写真は、本日の素晴らしい夕空。今日は、抜けるような青空が素晴らしい、いい天気でした)