英国7日目・お部屋でご馳走ディナー

 本日の夕食は、我々が泊まっているホテル"No.5 Maddox Street"の部屋でいただくことにした。せっかく本格的なキッチンがついているのだから、一度くらいは、この街で暮らしているかのような雰囲気の食事もいい。
 というわけで、近くのMarks & Spencerで食材やワインを買い込み、部屋に戻ってさっそくセッティング。それほど手間をかけずに用意できるよう、前菜類は出来合いのお惣菜やチーズなどを、皿やグラスやカトラリーなどとともに食卓に並べる。ナプキンリングがあったのでそれも使い、備え付けのアロマキャンドルにも火をつけて、いい雰囲気の食卓が出来上がった(下の写真)。

 ひとしきりワインと前菜を楽しんだ後で、妻がメインのステーキを焼く。ホテルに備え付けられているのは塩胡椒のみだったが、うまい具合にスパイスとバターが肉に付属していたので、それを使って美味しく焼くことができた(下の写真)。付け合せは茹でたじゃが芋とアスパラガス。

 ワインを飲んだのでけっこういい気分になったが、外食ではなく泊まっているホテルの部屋なので気安いものだ。食後はリヴィングのソファに寝転んだりしてもいい。ロンドンの街で暮らすかのように泊まるホテル。その醍醐味を味わった、満足の夕食のひとときであった。