夏野菜の味噌汁

 

 ふと気づけば、今年も暑い盛りの季節。

 今年の夏も例年に増して猛暑極まりない日々が続くが、洗濯物の乾きが非常に早いのと、店頭で野菜の値段がとても安く、かつ質が良いことはありがたいと思う。

 数日前の夕食の食卓に、夏野菜の味噌汁が登場した(上の写真)。

 味噌汁の具はミニトマトに茄子、ズッキーニ。

 今やどんな野菜もいつでも手に入ってしまうご時世ではあるが、それでもこの3つは夏こそ本領、という趣きの野菜ばかりである。

 さらに、食べる直前には、刻んだみょうがを散らす。

 これまた「夏こそ」な香味野菜だ。

 ひと月前くらいに突然みょうがに「目覚め」て大好きになった私。おかげで今年の夏の食卓はすっかりみょうが三昧なのだが、それはまた別の日記で書くことにしよう(追記:8月9日の日記に書きました)。

 

 

 ちなみに、この日の夕食の主菜はゴーヤチャンプルー(下の写真)。

 これまた「夏が主役」の野菜がメインのおかずである。

 

 

 夕涼みの風が吹き抜ける食卓の上に、こうして夏ならではの味覚が広がってゆく。

 夏ならではの味覚を目で鼻で舌で味わって、心ゆくまで愉しむ。

 移ろいゆく季節を、生活の隅々でじかに感じながら暮らす、その悦び。