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studio_unicorn20050509

 私たちのホームページ「STUDIO UNICORN」には、私が読んだ本をレビューする「Book」があるのだが、ここで扱うのはいわゆる読み物&アート系の書籍のみなので、実用的な本や雑誌は載せていない。でも、たまには雑誌も買います。今日も気になる雑誌を2冊買ってきた。
 ひとつは、季刊雑誌「住む。」の最新号(2005年春号)。単なる住宅雑誌というよりもっとライフスタイル雑誌に近い感じ、それもかなり手作り感の強い、等身大の暮らしが紹介されて、広い意味での「住む。」が扱われている雑誌。乱暴に言うと最近流行りの"ほっこり"系に入ってしまうのかもしれないけれど、なんかその辺の雑誌と同列に置きたくない感じがする(ほっこり系も好きだけど)。2004年秋号に続いて2冊目の購入だが、掲載されている写真がすごくいいのと、デザイナー原研哉さんの記事がいつも登場しているのが大きなポイント。原さんの「白」を大切にしたデザインもものすごく好きなのだけれど、この人の主張にも共感することが多く(「デザインのデザイン」は素晴らしい本です)、とても注目しているのである。デザインのデザイン
 この号には、先日訪れた(2005年4月30日参照)「タミゼ」の店主・吉田昌太郎さんも登場していて、ホウロウの皿が出来上がるまでの記事が載っている。そういえば、素敵な白いホウロウの皿が店内に置いてあったっけ。
 もう一冊は、「カメラ日和第2号。これも前に1号めが良かったので、今回も購入。これも"ほっこり"系に入るのかなあ。すごーく生活に即した、「身近な」カメラライフを楽しむための雑誌、という感じかな。ちょっとトイカメラ礼賛すぎたりガーリーすぎるきらいはあるものの、デジカメとMacで作品作りをしている私にとっては、けっこうヒントになる記事や写真が載っていて、参考になる。単純に写真を見ているだけでも楽しいけどね。