というよりは物欲

　ここしばらくはＤＶＤを欲しいという気持ちはなかったのだが、先日HMVを訪れた時に（2006年２月25日の日記参照）いろいろＤＶＤを見てしまい、その後Amazon.co.jpでチェックしているうちに、またもや欲しいＤＶＤがいろいろと出てきてしまった。
　しかも、欲しい気にさせるのはボックスものやデジパックなどの特殊仕様のものばかり。2005年８月24日の日記に書いたように、どうも装丁好き・デザイン好きの私としては、パッケージが凝った商品に弱いのである……。特に、昔すごく好きだった映画がそんな仕様で出たりすると、もう……！（笑）

• ブルー･プラネット DVD-BOX
  • かの映画「ディープ･ブルー」は、この英国BBCと米国ディスカバリー・チャンネルが制作した、この一大映像プロジェクトのほんのダイジェスト版なのだそうだ。広大な海洋とそこに生きる生物たちの美しい映像が、ＤＶＤ８枚組にわたって収録されている。HMVの店頭で映像が流れていたが、それはそれは美しい。加えて、ボックスのデザインも実にいい。むむむ、欲しい……。
  • 小さい頃、動物が大好きだった。図鑑は宝物、テレビで毎週「野生の王国」が放映される時間をものすごく楽しみにしていた。当然、ネイチャー系の写真や映像も大好き。
  • しかし、特典ＤＶＤを加えて合計９枚組とはいえ、20,000円の価格にはさすがに躊躇してしまう。と思ってAmazon.co.jpで見ると、こちらは20%オフになっている。16,000円か……。買ってしまうかも……。

• 炎のランナー アルティメット・エディション
  • 英国好きでヴァンゲリス好きだった私は、この映画が公開されたときにはすごくワクワクして劇場に出かけたものだった。粋な生きざま、端正なドラマ展開もものすごく好きだったなあ。ちょうどオリンピックの直後だったせいもあるかもしれないが、懐かしい気持ちも手伝って久しぶりにこの映画を観たくなっていた。
  • と思っていたら、HMVでこのアルティメット･エディションなるものが出ているのを見つけてしまった。特典ＤＶＤがついて２枚組。いい機会だし、この際購入してしまおうか。
  • ただ、ひとつだけ気になるのが、「本邦初公開のアメリカ劇場公開バージョンを収録」ということ。私がかつて劇場で観たのと大幅に違ったりしなければいいのだが……。ちょっと気になる。まあでも、映像そのものはリマスターされて、とても綺麗らしい。それだけでも"買い"かも。

• ピンク・パンサー リミテッド・フィルム・コレクション DVD-BOX
  • おおっとお。出てしまうのですか。確か、つい最近（１年半前）にボックスが出たばかりなのに、いいのか？と思ってしまう。でも、あの時のボックスにはなぜか「ピンク・パンサー２」が入っていなかったから、「全部そろっていないからいいや」と我慢したんだっけ。いやあ、我慢して本当に良かった。今回は「２」も含め、シリーズ全作が収録されるらしい。買いですな。
  • でも、どうしても「じゃあ全作入れられるようになるまで、出すのを待てなかったの？」とは思ってしまう。前のボックスを買った人は、今回のボックスの情報を聞いたら悔しい思いをするでしょう、きっと。これに限らないけれど、あんまりアコギな小出し小出しな、消費者本位でない売り方はして欲しくないなあ。こういうことが続くと、そのうちに消費者に見放されるよ。

• エリザベスタウン
  • これも出るのか……。劇場で観て、意外にもかなり面白かったから、買ってもいいかな……。でもＤＶＤ１枚きりだし、特典も少ないので、イマイチ食指が動かない。これこそ、買っちゃったあとで「アルティメット･エディション」とか、特典とセットになったボックスとか出されたら、すごく悔しい思いをしそうだな……。う〜ん……。オーランド・ブルーム好きの妻の意見も聞いてみよう。

　とここまで書いて、ハッと気づいた。こんなにたくさん買えるのか？（笑）でも、微妙に発売時期がずれているので、不可能ではなさそうだ（笑）。
　それぞれの映像がもちろん好きだから欲しいのだが、こうやって書くと、要するに「物欲」ですな（笑）。やれやれ。