一周年

 このウェブログ日記を始めてから、今日で丸一年が経過した(2005年4月1日の日記参照)。書かない日も多々あったし、一週間分をあとでまとめて書くこともあり、けっこうおっつかっつだったが、なんとか一年続きました。その分、ホームページがおざなりになってしまったのは否めないけれど。これからも、無理しない範囲でマイペースに、いい意味で適当に続けていこうと思う。
 友人が使っているから&大手プロバイダの運営でないという理由で、数あるウェブログの中から「はてなダイアリー」にしたのだが、なかなか使い勝手が良い。何よりページのアドレス表示が日付でされるので、とても分かりやすくて便利で、過去日記へのリンクやトラックバックがやりやすい。日付を自分でつけられるので、あとからまとめて過去日記を書けるのも、ものぐさな私には便利。キーワードリンクAmazon.co.jpと連携した商品リンクも大変便利。
 一日1枚しか画像をアップできないのが難点(フォトライフは容量の制限があるため使うのをためらっている)だが、商品の画像リンクを使えば、一日の日記にいくつか画像を表示できるので、賑やかしになってくれるのも嬉しい。まあ、本当のことを言うと、他のフォトサービスに登録して画像リンクをしてしまえば、一日に何枚でも画像表示ができるんですがね。今後の課題として検討してみよう。というか、Flickrをやってみたいなーと、しばらく前から考えているのです(まだ実行していないけれど)。
 この日記を始めたことで、(まあ予想はしていたけれど)ホームページの更新が疎かになってしまった。今だって、昨年の11月以来更新していないし。日記をウェブログ形式にしたのは、本当によかったとは思っている。それ以前に書いていたhtml形式の日記は、更新してアップするのに手間がかかったし、どこでも更新できるわけじゃなかった。それに似たようなことを書いた過去の日記を探そうものなら、記憶をたよりに当てはまりそうな日記を全部読み返さなければならなくて、ものすごい手間がかかった。ブログなら過去日記の検索が簡単で、同じテーマをすぐに関連づけられる。便利だ。でも、だからといって、ブログだけにしてホームページをやめるつもりは全くない。ホームページでやりたいことはたくさんあるし(それがいつ実現するかは別として)。
 誰かが言っていたことなのだが、ブログは、本に例えれば「雑誌」だと思う。個人がその人の興味や身の回りの出来事など(人それぞれで切り口や好みは変わる)を、(だいたい)定期的に発信してゆく。過去の記事や日記は「バックナンバー」として記録される。確かに、ウェブログは「雑誌」だ。
 それでは、ホームページは雑誌に対しての「書籍」なのか? 分からないけれど、ページを開けば必ず求める情報がある(ことが多い)ホームページは、確かに書籍的だ。まあ、それだけでは定義しきれないことの方が多いが……。あと、ブログが時間軸で進行するデータベースなら、ホームページはそれ以外の、時間軸で左右されないカテゴリー分けで展開するデータベースだ、とも言える。ホームページは自分の拠点みたいなものだと思うし。両方必要なんです。まあ、ほどほどに参りましょうか(笑)。