朝起きたら雨が降っていて、やられた！と思ったが、すぐに止んだのでひと安心。それでも、昨日の異常な暑さはどこへやら、今日はものすごく寒い。気候の変動がものすごく激しい。体調に気をつけねば。
京都での２日目は、初のレンタサイクル体験。
直前では無理だろうと思っていたのだが、京都駅前の近鉄プラッツに入っている無印良品がレンタサイクルをやっており、ラッキーなことに申し込むことができた。我が家でも使用している無印良品の自転車（機種は違うが）ということで乗り慣れているのがよい。多少ブレーキの効きが甘いことを除けば、カゴもついているし３段変速だし乗り心地は快適。
自転車に乗って気づいたのだが、京都市内の、いわゆる"洛中"の地域の道は、ほとんど起伏がなくまっ平らであり、非常に自転車向きだということだ。どうりで自転車が多いわけだ。駐輪マナーはイマイチだけれどね。東山のほう、あるいは北山のほうへ行けば上り坂になるのだが、それでも急な上りではなく、ギヤを落とすことなく上ってゆける。東大路通や御池通などの広い道には自転車専用レーンもあり、快適なことこの上ない。逆に、狭い道も車がばんばん通ったりするので、やや慎重に進まないといけない。それでも、総じて自転車で巡る京都の街は快適だ。今日は気温が低いうえに、自転車で風を切って余計に寒い。やや厚着にしてちょうどいい感じ。
距離の勘をつかむために、とりあえず京都駅前から北大路通まで走ってみたのだが、たらたら走っても30分足らずで着いてしまう。当たり前だが歩くよりも格段に速い！ さらに一乗寺へ、白川通へ。また洛中に戻って縦横無尽に走り抜ける。いやあ、気持ちいい。
ただ、ひとつだけ難点が。当たり前だが、写真を撮る枚数が少なくなるのだ。よく言われることだが、こちらの速度に反比例して、目に留まるものの数が少なくなる。当然自転車だと、歩いてるときよりも少ない。これが自動車なら、さらに格段に少なくなるだろう。歩いているときに100気づいたものが、自転車なら70くらい、自動車なら20以下になると思う。
歩いているときには、道端の何気ないものに気づいて面白みを感じ、写真に撮ったりしたのだが、自転車だとなかなかそうはいかなかったりする。一応、気づいたときには自転車を止めて写真を撮ったりしていたのだが、やっぱり歩いているときよりは撮影枚数が少なくなる。う〜む。うまく自転車と歩きを取り混ぜる必要があるようだ。今後の課題か。
