ワールドカップの一次リーグ・イングランド対トリニダードトバゴ戦。
トリニダードトバゴの必死のディフェンスに攻めあぐね続け……後半38分。
やっと来た！
イングランド先制点！ ベッカムのクロスパスをクラウチがヘッドで押し込み！
これね？ これね？ これがイングランドの理想形なのね!? 今まで再三合わなかったけれど、決まるとこうなるのか〜。初めて見るベッカムとクラウチのコンビプレイに、しばし感動。
それにしても、ベッカムの逆サイドへのクロスパスは、素人目に見てもとっても素晴らしい。こういうのを"芸術的"って言うのだね、きっと。いやあ、なんだか本当に胸がスッとしました。素晴らしい。
と思っていたら、さらにロスタイムでジェラードの素晴らしいミドルシュート！ 相手キーパーが防ぎようがない、素晴らしい追加点。
前半はどうなるかと思っていたけれど、ようやくここに来て、一番見たいと思っていたイングランドらしい（と思われる）素晴らしいプレイが見られて、とても満足。これで今回のワールドカップの試合を観るのは３試合目だったけれど、初めて「いい試合を観たなあ」という充足感に浸れた。
それにしても、トリニダードトバゴもいい守りのチームだったなあ。この国は英国から独立した国なので、きっとサッカーも（いや、あえてfootballと呼ぶべきだろう）英国仕込みなのかもしれない。攻撃力の差があるにしても、実はお互いによく似たチームだったのかな。同じ流儀の師匠と弟子の対決、という感じかな。
今日は気持ちよく眠れそうだ。
