Ｗ杯準決勝、ドイツ―イタリア戦。
特に目覚ましをセットしたわけでもないのに、予定通りきちんと朝５時に目が覚め、テレビをつけると予定通り後半戦がちょうど始まったところで、なんとなく予想していた通りスコアは０−０だった。というわけで後半戦から延長戦まで観戦。どちらが勝っても嬉しいので、ゆったりと寛ぎながら観戦。
両チームの力が拮抗したまま試合が進み、延長がもうすぐ終わって、このままPK戦になってしまうのかな……というところで、イタリアがたて続けに２ゴール！ 試合を決めた。２発目は途中出場のデルピエロ。やっぱりデルピエロかっこいい〜。好きな選手がきっちりと活躍してくれたので、とてもいい気分。でもドイツも本当に良くやりました。バラックも好きな選手だったので、けっこう活躍していて満足。クローゼがイタリアの堅守に阻まれてイマイチ活躍できなかったのが、ちょっと残念だったかな。朝日新聞の夕刊に、試合後サポーターの声援にこたえるバラックの、かなり大きな写真が掲載されていたが、その目が涙で光っていたのが印象的だった。バラック、ベッカム、デルピエロ、ジダン。みんな素晴らしい選手だ。
でも本当に面白く内容の濃い、良い試合だった。朝早く起きて観た甲斐があった。両チームともとてもレベルが高くて、どちらが勝ってもおかしくない試合だったように思う。満足。どうにも勝敗をPK戦で決めるのが好きではないので（本当なら引き分け再試合してほしいくらいだ）、延長戦のうちに勝負が決まってくれたのも良かった。
明日の早朝はフランス―ポルトガル戦かあ。ジダン爺にもうひとがんばりしてもらってイングランドの仇を討ってほしい気持ちもあるが、ポルトガルもフィーゴが引退だしなあ。フランスが勝っても負けても（つまり決勝戦でも３位決定戦でも）、最後の試合はパリで観戦することになるので、まあ勝負は時の運、ってことで。平穏な気持ちで中身の濃い、きっと面白いだろう試合を楽しむことにしよう。
（写真は、イタリア・ウンブリア州トルジャーノの葡萄畑。2004年７月撮影）
