小さき人の物語

　今日の夕食後は、映画「ウィロー」"Willow"のDVDを観る。日本公開は1989年。映画館でも観たしVHSでも観たけれど、DVD（ずいぶん前に買ってあった）を観るのはこれが初めてだったりする。やっぱり37インチAQUOSのおかげか、今までよりずいぶんと頻繁にDVDを観ている気がする。いいことだ（笑）。
　「指輪物語」の映画を作りたくてしょうがなかったジョージ・ルーカスGeorge Lucasが、結局夢叶わず、その代わりに（というわけでもないだろうが、「指輪物語」のような映画を作りたかったのは間違いないと思う）制作したファンタジー映画だった。何しろここに出てくる小人（しょうじん）族を演じているのは、本物のこびとさんたちである！
　コンピュータ全盛の今なら本家「指輪物語」でさえ映像化できてしまうほどだが、まだまだオプチカル合成やミニチュアの特撮が主流の頃である。その時代に、これだけの映像と物語を作り上げたのは素直にすごいと思う。ファンタジーものが大好きだった（今でも好きですが）あの頃の私にはたまらない映画だったなあ。いや、今でも充分楽しめます（クライマックスとか、突っ込みどころは多いけれど。笑）。ルーカス映画のお約束が随所にちりばめられているのが嬉しい（お笑い担当のデコボコ２人組とか）。
　それにしても、このDVDジャケのデザインのひどさは何とかならないものか……。