新年の招き猫

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 賀春。今年もどうぞよろしくお願いいたします。新しい一年が、皆様にとってよき一年となりますよう。
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 日付が変わり年が改まって、年越しそば(「赤いきつね」と「緑のたぬき」)を食べて、年賀状を書き終えて(結局年が明けてからの完成になってしまった)から、例年よりちょっと遅く午前1時ごろに、ようやく初詣でに出発。
 妻と一緒に自転車に乗って、厳しく冷え込む真夜中の街を疾走し、お馴染みの豪徳寺へ。私たち夫婦の初詣では、毎年豪徳寺と決めているのだ。
 お参りを済ませて甘酒を飲んで、さてと……とふと脇を見ると、豪徳寺名物の招き猫(まねきねこ)が売られている。5,000円もする大きいものから300円の豆粒みたいなものまで、様々な大きさの招き猫。つるんとした素焼きの、余計な装飾を排したシンプルなデザインが豪徳寺の招き猫の特徴だ。それに何といっても、素朴できょとんとした顔の造作が愛らしい。
人形の誘惑―招き猫からカーネル・サンダースまで
 この招き猫、昨年までは悩みつつもスルーしてきたのだが、今年はついにひとつ購入してしまった。切実な願掛けとか、さしたる動機があったわけではないのだが、前々からひとつ欲しかったのですよ、豪徳寺の招き猫。というわけで500円の小さな招き猫を購入。
 帰り道、これもお馴染み宮の坂のカフェバー「LOCO」に挨拶がてら寄り、一杯いただいたのだが、その席上でさっそく招き猫の包みを開けて、じっくり眺めてみた。とても愛らしくてかわいい。店主さんや他のお客さんにもウケていた(笑)。都内各地にいろいろな招き猫のヴァリエーションがあるのだが、やっぱり豪徳寺のが一番だな。
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