20〜80%引き - Unicorn Diary

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　青山ブックセンター（ABC）の六本木店で、洋書のアウトレットショップが期間限定でオープンしたという（５月31日まで）。通常価格より20〜80%引きだということで気になって、今日の夕方、仕事のあとで六本木に寄ってみた。
　私は、店舗の中にアウトレットコーナーが設けられてあると思い込んでいたのだが、実際に行って店員さんに訊いてみると、店舗の中ではなく、同じビルの２階の一室で開催されているという。
　アウトレットショップは、小ぢんまりとした室内に本がどさどさと積み上げられている。アウトレットショップということで、多少状態がよくなかったりする本が割り引きされて売られているのだが、中にはどう見ても売り物になりそうもないような、すごく状態のよくない本もけっこうあり、「さすがに割り引きでもこれはちょっと……」と思ってしまった。
　そんなに本の数が多くないようなので、売り場全体をけっこう丹念に見たが、結果としてはイマイチ。写真集とかデザイン書、インテリア本なども、ちょっとこれはと思うものがなかった。これなら東京国際ブックフェアの洋書アウトレット市のほうが充実しているぞ。

　それでも、Pepin Pressの"Structural Package Designs"が2,000円台で買えるのにはちょっと心が動いた。が、まあ似たような本持ってるしなあ、と購入せず。それから、パフォーマンス・アーティストとして名高いヴァネッサ・ビークロフトVanessa Beecroftの本を発見したのには非常に気を惹かれたが（多分今日の一番の掘り出し物）、まあいいか、とこれも買わず（あとでAmazon.co.jpを見てみたら、ほとんど同価だった）。結局収穫なしだった。まあ、こういうこともあるさ。
　というわけで帰宅。帰り道に、東京ミッドタウンの前を通ったら、大勢の人々が群れていた。夜空に煌々と輝くビルが印象的だった。