乙女の金沢

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乙女の金沢―カフェ、雑貨、和菓子、散歩道…かわいい金沢案内 (マーブルブックス)
 妻と新宿に行き、ジュンク堂書店新宿店で「乙女の金沢」という金沢のガイドブックを購入。観光名所の紹介に終始したありきたりなガイドブックとは違い、金沢のかわいいカフェや雑貨店・お土産品や風情のある散歩道などを紹介した本だ。京都だとこの手の本はけっこうたくさん出ているので、あまり珍しいことでもないが、これが金沢となるとそうはいかない。あまりこういうガイドブックが出ていないのだ。
 妻も私(年齢でも性別でも「乙女」ではないが)もカフェとか雑貨店・インテリア店とか街歩きが大好きで、毎年GWに京都に行ってはカフェやギャラリーを巡り、街歩きを楽しんでいる。それが、今年のGWはちょっと趣向を変えて金沢へ行こうということになった。京都に飽きたわけではない。京都も近いうちに行きます。金沢の最大(というより唯一の)の目的は、金沢21世紀美術館に行くことなのだが、せっかく金沢に2泊3日するのだから、街歩きやカフェ巡りをしてみたい。
 ということで先日、渋谷のブックファーストでガイドブックを眺めたところ、この「乙女の金沢」を発見。中を見てみると、なかなか充実していていい感じだった。ところが、何を思ったが(多分乙女でもなんでもない私は「乙女の」というタイトルにひっかかったのだと思う)購入しなかった。数日後「やっぱりあの本を買おう」と、再びブックファーストに行ったが、すでに品切れていた。やっぱり「欲しい本はその場で購入すべし」だよなあ。
 こうなると却って欲しくなるのが人間の常、先週の日曜日にAmazon.co.jp楽天ブックスなどを当たってみるが、ネット関係ではことごとく品切れ。紀伊國屋書店のオンラインでも東京圏では在庫なし。三省堂書店に問い合わせてみるも在庫なし。半ば諦めムードでジュンク堂書店(新宿店)に問い合わせてみると、新宿には在庫がないが他店の在庫を当たってみるとのこと。翌日ジュンク堂から連絡があり「チェーン店には在庫がなかったが、版元に問い合わせたところ一冊だけ残っており、注文をかけました」とのこと。さっすがジュンク堂! よかった〜。
 ということで、入荷の連絡をもらって本日、ジュンク堂の新宿店でめでたく購入。長い道のりだったが、ようやく手に入れました。これで来月の金沢旅行がますます楽しみになった。よかったよかった。
金沢パン&ケーキ100金沢 雑貨&インテリア
 それにしても、ワンフロア増床してものすごく広くなった新宿のジュンク堂、品揃えがハンパじゃない。試しに金沢のガイドブックの棚を見てみると、他の店ではお目にかかったことのない本が見つかった。金沢倶楽部という、多分地元の出版社が出している本がいくつか。ある所にはあるものだ。これらの本も、きっと旅先で購入してしまう予感(笑)。

(写真は、経堂近辺で撮影した躑躅の花)