銀座の新名所(?)

studio_unicorn20071013

 妻と一緒に銀座へ行き、昨日オープンしたばかりの「有楽町イトシア」(写真)へ行ってきた。
 もう長いことずーっと、マリオンと有楽町駅の間の地域を再開発していたのが気になっていて、どんな面白いのができるのだろうかとけっこう期待していたのだが。
 結局のところ、これって丸井じゃん。要は「丸井の新しい店舗+α」という感じ。というわけで、エスカレーターに乗るにも長蛇の列ができるくらいの、うんざりするぐらいの人の多さに疲れて、「丸井」の部分は一切見なかった。とくにとんでもなく目新しいところがなく普通に「丸井」なんだし、丸井を見るんだったら、渋谷ので充分だし。
 というわけで地下のフードアベニューに一直線。一番のお目当ては、我々夫婦がよく行く渋谷の「ヴィノスやまざき」の新しい店がここにできたので、オープニングセールを見に来たこと。大勢の人でごった返す店内をぬって、首尾よくオープン記念で安売りしていたワイン2本をゲット。これで用は済んだ。「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の長蛇の行列を横目に見て、ざっとひと通り見渡して「有楽町イトシア」を後にした。オープン直後ゆえ仕方ないが、人多すぎ。ちょっといただけなのに、すごく疲れた。

 イトシアの次は、すぐ近くの、こちらも先月オープンしたばかりの「マロニエゲート」MARRONNIER GATEへ行ってみた。こちらもイトシア効果なのか、すごい人だ。
 この建物の最大の特徴は、なんといっても妙な構造のエスカレーター。たいていのデパートなどのエスカレーターは、ひとつフロアを上がったら、もうひとつ上のフロアへいくためにはすぐ横にあるエスカレーターに乗っていけるのが普通だ。ところが、ここではひとつフロアを上がったら、もうひとつ上のフロアへ行くためには反対側のエスカレーターに行かなければならない。エスカレーターでひとフロア上がるごとに、いちいち店内を歩かされるのだ。これには参った。お目当ての店が上のほうにあっても、途中の店舗を素通りさせずに見させようという魂胆なのだろうか。そうやって見させられても興味ない店なんだから、無駄に歩かされているだけで(私には)全然効果ないぞ(笑)。もちろん下りはエレベーターを使った。
 「新しい東急ハンズ」との触れ込みが気になっていた「GINZA HANDS」こと東急ハンズも、ディスプレイの仕方がちょっとシックなだけで、品揃えは普通に東急ハンズだったのでがっかり。品揃えだけなら渋谷のほうが圧倒的に多いしね。もう二度と「マロニエゲート」には行かない予感がする。それをいうならイトシアだって、「ヴィノスやまざき」以外に行くかどうか、だが……(笑)。