Bagna Cauda

studio_unicorn20071207

 本日の夕食はワインを開けて、嬉しい週末ライトイタリアンディナー。妻が、いつもにも増して工夫を凝らした料理をいくつか作った。

  • パン2種(バゲットカンパーニュ、胡桃と無花果入りパン)
    • 久しぶりに梅丘「パン・ド・ラサ」の素晴らしく香ばしいバゲットカンパーニュを賞味。相変わらず素晴らしい美味しさ。
    • 「胡桃と無花果入りパン」のほうは、同じ梅丘の「サクラベーカリー」(「ラ・フーガス」が撤退したあとにできたベーカリー)で妻が試しに買ってみたもの。悪くはないのだが、無花果があんまり入っていないのがイマイチかな。「パン・ド・ラサ」の素晴らしいパンと比較すると、どうしても見劣りしてしまうのは仕方ないか。
  • チーズ2種(ブルサンペッパー、ノルベジア)、半生無花果、生ハム
  • 鰹の柚子胡椒風味カルパッチョ
    • 柚子胡椒の風味が、こってりした鰹とよく合う。鰹の臭みも消してくれる。いい組み合わせだ。ワインが進む美味しさ。
  • 人参と長芋のオーブン焼き(右上の写真)、バーニャ・カウダ(右上写真の左上のほうに見える)をかけていただく
    • 本日の注目その1。妻が初めてバーニャ・カウダBagna Caudaを作った。オリーブオイルの風味とアンチョビの塩辛さがとてもいい感じ。これをソースとして、オーブンで焼いた人参や山芋にかけて食べたが、前菜としては文句なしだ。これまたワインが進む味。

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  • マッシュルームのソテー
    • 大好きなマッシュルーム。シンプルに炒めてあるだけで美味しい。
  • 乾燥ポルチーニ茸としめじのリングイネ(右の写真)
    • 本日の注目その2。夏にヴェネツィアなどを旅したときに、バッサーノ・デル・グラッパで乾燥ポルチーニを購入したのだが(7月10日の日記参照)、なんとようやく今日初めて、それを使って料理を作ったのだった。やや忘れられ気味だったかもしれない(笑)。
    • それでも、さすがにポルチーニは香りが豊かだ。素晴らしく食欲をそそる風味がなんともいえず、実に美味しくいただいた。
  • Viña Lastra Tempranillo Joven
    • 本日飲んだ赤ワイン。妻がスーパーで格安で購入。テンプラニーリョというスペインの固有種の葡萄。ラベルに"Ecológico"と書いてあるので、多分有機栽培された葡萄なのでしょう。同じ葡萄でもけっこう味にばらつきがあるのがスペインワイン、というイメージ(笑)があるのだが、これはしっかりして風味豊かな味わい。非常に美味しかった。