きょうも元気に猫村さん

studio_unicorn20080321

きょうの猫村さん 3
 本日発売の、ほしよりこ著「きょうの猫村さん」最新第3巻を、書店にて購入。
 2月26日の日記に書いたように、前巻から1年10か月ぶりの発売だ。まあ、一日1コマなんだから仕方ない。
 じっくり読むつもりだったが(このまんがには「じっくり」は似合わないか?)、帰宅して何気なく読み出したら、結局最後まで読み干してしまった(笑)。
 一読して思ったのは、本当に絵が上手くなったな〜ということと、ずいぶんと猫村さんが"人間がましく"なったということ。まあ"猫"という記号を外してしまえば、見事にその辺の(かなりピュアな思考の)家政婦さんとなんら変わりないワケだけれど。"猫"であることで、猫村さんの時代錯誤的とすらいえる無垢さ、ピュアさが厭味なく伝わり、この話のおかしみが醸し出されているのだろうな。
 それでも、時に哲学的とさえ思ってしまうやり取りを交えながら、猫村さんは己を取り巻く人間関係の現実(?)に戸惑い、何とか折り合いをつけようと四苦八苦するワケで。もしかしたら、この話は、猫村さんが"猫"から"人間"へと変貌してゆく物語だったりして!?
 ……もう何度か読み返してみよう。

(写真は、我が家の朝食の食卓。3月16日撮影)