フォトアクリル作品

studio_unicorn20081008

 いよいよ来週に迫った私の作品展。
 例によって、出展する作品のいくつかは、表面にアクリル板を貼ったフォトアクリルにするのだが、昨日そのフォトアクリル作品が、業者さんより届いた。これで、今回出展する作品は全て手元に揃ったことになる。
 昨日は仕上がりを確認しただけで寝てしまった。本当は少し作業をするつもりだったのだが、このところ仕事がかなりドタバタと忙しい(なぜかいつも作品展の前後に限って、妙に予定外に忙しくなるな)ために、疲れて爆睡してしまった。
 ので、今日の夜はちょっとオブジェめいた作品を制作。この週末に、ホームセンターで購入してきた木の板をラッカーで真っ黒く塗っておいたのを3つ用意してあったのだが、それに今日届いたフォトアクリル作品のうち、小さな3つの作品(画像はそのうちの一つ、"forgotten sage")を木工用ボンドをたっぷりつけて貼り付け、上から重みのある雑誌(「Casa BRUTUS」は重石として非常に手頃だ)を重石代わりに重ねて載せておいた。明日にはボンドが乾いてしっかりと接着されるだろう。
 このような、木材を使ったオブジェめいた作品を作ったのは初めてだ。私の作品は、その性質上すべて平面的なものである。だが、実は立体的な、素材感のあるインスタレーションが大好きな私としては、このようなやり方でインスタレーションめいた立体的な演出をしてみたくなってしまうのである。非常にシンプルなものではあるが、今回のこの木の板を使った作品が、会場でどのような展示効果を出すか、ちょっと楽しみである。