三部作+1

studio_unicorn20090505

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 スペシャル・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
 一日雨。遅く起きたこともあって、休養日と決め込み自宅で過ごす。
 夕食後、妻と映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」"Indiana Jones and The Kigndom of The Crystal Skull"のDVDを観る。年末に購入してから観ていなかったので、昨年夏に映画館で観て以来、これが二度目だ。
 二度目に観た感慨・感想は最初に観た時とほぼ同じだった。が、今回はより細かいところで今までの三部作のモチーフが使われているのに随所で気づき、なんだか懐かしく嬉しくなってしまったが、反面それが三部作のイミテーション(縮小再生産)みたいにも思えてしまって、ちょっと複雑な気分。全体のスケール感が三部作に比べてやや小さく感じてしまうのは、こちらが大人になったからだけではないだろう。やっぱり「三部作+その後の1」ということかな。
 今作は、謎やアクションの構成などは(マリオンの登場も含め)名作「レイダース 失われた聖櫃」に、インディ自身に関わる部分(家族とのつながりを取り戻す、とか)は大好きな「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」に、多くをなぞらえていると思う。ただ、いつもの「前置きアクション」がメインの物語と繋がっている、というのが、今までの三部作との大きな違いかな。繋がっていることは良し悪しだな、とは正直思ったが。
 でも、ラストはホント爽やかだね。これだけで胸が熱くなり、全て許せちゃう(笑)。

(写真は、京都・相国寺の中にある弁天堂にて、5月2日撮影。なぜここで蛇なのかは、インディのファンなら分かるはず!?)