書店にて、昨日発売の、新潮社の雑誌「旅」2009年7月号を購入。
特集は「パリのパン屋さんに行こう」。
日本に住んでいる日本人で、わざわざパリに行ってパン屋さんばかり巡る人が何人いるだろうか。
考えてみると、ある意味なんともマニアックな特集である。
でも、そんな好事家ごのみな特集でも、「好事家」度の高さでは人後に落ちないつもりの私には、なんとも魅力的な特集だ。読むだけでパリに暮らしたような気分になる? それもまた良し。それもまた、本や雑誌の大切な役目のひとつ。内容も、単なるパン屋さんの紹介に止まらず、フランスのパンの一覧紹介やら他の食材とのマリアージュの提案やらレシピやら、読んでいて飽きない。要は「面白い」のである。
もっとも、特集だけでは(高めの雑誌だし)本当に購入したかどうかはイマイチ疑わしい(笑)。この号には、付録にバゲットバッグがついており、正直それが購入の決め手になったのだ。バッグ自体は、たまにパン屋さんでただでもらったりするバッグと同じようなものなので、それほどでもないが、色遣いとネコちゃんのイラストがかわいい。基本的に柄のない、無地のものが好きな私としては珍しいが、けっこう気に入った。
パリか。暮らしてみたい街だな。
- http://www.shinchosha.co.jp/tabi/(新潮社による、「旅」のオフィシャルサイト)
おっと、今気づいたのだが、これまで月刊で出ていた「旅」は、これからは隔月刊で出ることになるらしい。やっぱり毎月出すのはネタ的にも売り上げ的にもキツかったのかな。
(写真は、パリでなく京都のパン屋「ル・プチメック」。5月2日撮影)